本問は、「医薬品」の「痔疾用薬」についての問題です。生薬と漢方処方製剤の混合問題です。勉強してても厳しい問題です。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、新陳代謝促進、殺菌、抗炎症 等の作用を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「シコン」の正しい記述です。
そこそこ出る生薬なので、押えておきましょう。
紫の根でシコンですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「セイヨウトチノミは、トチノキ科のセイヨウトチノキ(マロニエ)の種子を基原とする生 薬で、内用痔 疾用薬として使用する場合、主に抗炎症作用を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「セイヨウトチノミ」の正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「乙字湯 は、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい 人では、悪心・嘔 お う 吐、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」ですが、正しい記述です。
「乙字湯 」の正しい記述です。
シッカリ勉強した人でないと解けないですねえ。
当該乙字湯のよく出るところ(大便固い とか)じゃなくて、ここが出たらできなくても仕方ないです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「芎帰膠艾湯 は、構成生薬としてカンゾウを含むため、カンゾウを含む他の医薬品や一般 食品等との併用により、摂取されるグリチルリチン酸の総量が継続して多くならないように 注意を促すことが重要である。」ですが、正しい記述です。
「芎帰膠艾湯 」には、カンゾウが入っています。
そして、比較的長期(1カ月)使用されることもあるので、選択肢のような肝臓の注意事項があります。
まあ、これも、シッカリ勉強した人でないと無理ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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