本問は、「医薬品」の「尿糖・尿タンパク検査薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「通常、尿は弱アルカリ性であるが、食事その他の影響で中性~弱酸性に傾くと、正確な検 査結果が得られなくなることがある。」ですが、誤った記述です。
酸性中性アルカリ性が変えられる、登録販売者らしい出題です。
正しい記述は、「通常、尿は“弱酸性”であるが、食事その他の影響で“中性~弱アルカリ性”に傾くと、正確な検 査結果が得られなくなることがある。」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「尿糖又は尿タンパクを検出する部分を長い間尿に浸していると、検出成分が溶け出してし まい、正確な検査結果が得られなくなることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。使用上の注意は、ド定番論点と化しています。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「出始めの尿では、尿道や外陰部等に付着した細菌や分泌物が混入することがあるため、中 間尿を採取して検査することが望ましい。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
どの尿を採取するかは、昔から出てます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「尿タンパク検査の場合は、原則として食後1~2時間の尿を検体とする。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「食後1~2時間の尿」のところです。これは、尿糖検査の数字ですね。
「尿タンパク検査」のときは、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とします。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
★みんなとシェアする