本問は、「医薬品」の「医薬品の配合成分2」についての出題です。1つだけ小難しい選択肢がありますが、ちゃんと勉強した受験生なら、大丈夫でしょう。今後、出そうな感じがするので、チェックしておきましょう。残りは、すべて基本問題なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「トラネキサム酸は、かぜ薬(総合感冒薬)に配合されるほか、医療用医薬品において血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。」ですが、誤った記述です。
小難しい選択肢です。
「トラネキサム酸」ですが、手引きには…、
「凝固した血液を溶解されにくくする働きもあるため、」
「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人に使用する場合は、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要である」
…とあります。
参考:相談すること 基礎疾患3
よって、血栓ができやすい人には、使用に当たって注意すべき成分となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、選択肢の言う「血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている」のは、医療用医薬品の「アスピリン」です。
選択肢bの「解熱鎮痛成分であるエテンザミドは、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが 多く、例えば、アクリノール、カイニン酸、エテンザミドの組み合わせは、それぞれの頭文 字から「ACE処方」と呼ばれる。」ですが、誤った記述です。
配偶者のように、1つしか合っていない選択肢です。
ACE処方は、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの組合せです。
参考:エテンザミド
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「アクリノール」は、外皮用薬などの「殺菌消毒成分」です。
んで、「カイニン酸」は、「駆虫薬」です。
選択肢cの「炭酸水素ナトリウムは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで 直腸を刺激する作用が期待され、坐 剤として用いられることがある」ですが、正しい記述です。
「浣腸薬」の「炭酸水素ナトリウム」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
当該成分は、ショック(アナフィラキシー)がまれに起きるので、「登録販売者 医薬品 ショック(アナフィラキシー)の副作用のまとめ」を、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ブロモバレリル尿素は、不眠症や不安緊張状態の鎮静を目的に使用されることがあるが、 その大量摂取による自殺が日本で社会問題になった」ですが、正しい記述です。
「鎮静成分」の「ブロモバレリル尿素」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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