本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤‐三黄瀉心湯 」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「本剤は、胃の不調を改善する目的で用いられる。」ですが、誤った記述です。
「三黄瀉心湯」ですが、これは、「循環器用薬」の漢方処方製剤です。
高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「高血圧の患者は、本剤を使用できない」ですが、誤った記述です。
先の選択肢で見たように、「高血圧の随伴症状」に効きますから、当然、使用できます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「三黄瀉心湯」ですが、名前に「黄」の文字があるように、ダイオウが入っています。
当該「ダイオウ」は、瀉下成分なので、他の瀉下薬との併用を避けます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「本剤は、ダイオウを含むため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の 授乳を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
ダイオウは乳汁移行するので、授乳を避けるべきとなっています。
「適正使用」でもよく出るので、「使用しない 女性系」で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする