第19問は、「電線接続要件」の問題です。よく出る論点です。文系でも、憶えさえすれば解けます。テキストを精読して、要件のすべてをおさえておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
暗記問題です。
憶えたら取れる問題なので、文系の人は、各要件を、確実に憶えておきましょう。
本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。
イの「絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので、十分被覆した」ですが、正しい記述です。
電線接続要件に、その旨が記載されています。
よって、選択肢は、「適切」となります。
ロの「電線の引っ張り強さが15%減少した」ですが、正しい記述です。
電線接続要件では、「電線の引張強度を、20%以上、減少させない」とあります。
選択肢では、「15%」となっているので、OKとなります。
よって、選択肢は、「適切」となります。
数字は、常に狙われています。「20%」のところは、要暗記です。
ハの「電線相互を強くねじり、その部分を、絶縁テープで十分被覆した」ですが、誤った記述です。
電線接続要件では、「接続管その他の器具を使うか、ろう付けする」とあります。
選択肢では、「強くねじっただけ」なので、誤りとなります。
よって、選択肢は、「不適切」となります。
ところで、「ねじり接続」というのがあるのですが、この場合、「はんだ上げして、絶縁テープを巻く」とあります。
選択肢の場合、「はんだ上げ」をしてないので、「×」となります。
なお、当該「ねじり接続」は、火災の原因となるため、注意喚起されています。
よって、「ねじり接続」を実際にやることは、ほとんどないと思われます。
もちろん、「技能試験」にも出ません。
ニの「接続部の電気抵抗が増加しないように接続した」ですが、正しい記述です。
電線接続要件には、「電線の電気抵抗を増加させない」とあります。
よって、選択肢は、「適切」となります。
「イ」は「適切」です。
「ロ」は「適切」です。
「ハ」は「不適切」です。
「ニ」は「適切」です。
「不適切なものを選べ」なので…、
正解:ハ
…と相なります。
第1問から第30問までは、「一般問題」です。
第31問から第50問までは、「配線図」です。
1問:端子間電圧・・・「ふつう」。
2問:抵抗と許容電流・・・「ふつう」。
3問:電力量・・・「ふつう」。
4問:交流回路の電圧・・・「ふつう」
5問:デルタ(Δ)結線・・・「ふつう」。
6問:単相2線式の電圧降下・・・「ふつう」。
7問:単相3線式の電圧降下・・・「ふつう」。
8問:許容電流計算・・・「ふつう」。
9問:許容電流・・・「ふつう」。
10問:分岐回路の遮断器・・・「ふつう」。
11問:アウトレットボックス・・・「ふつう」。
12問:ビニルコード・・・「ふつう」。
13問:金属管工事の工具・・・「ふつう」。
14問:回転速度・・・「ふつう」。
15問:小出力太陽光発電・・・「ふつう」。
16問:器具写真鑑定1・・・「ふつう」。
17問:器具写真鑑定2・・・「ふつう」。
18問:工具写真鑑定・・・「ふつう」。
19問:電線接続要件・・・「ふつう」。
20問:配線工事・・・「ふつう」。
21問:ルームエアコン特則・・・「ふつう」。
22問:接地工事・・・「ふつう」。
23問:金属管工事・・・「ふつう」。
24問:電圧計測定・・・「ふつう」。
25問:漏えい電流最大値・・・「ふつう」。
26問:絶縁抵抗値・接地抵抗値・・・「ふつう」。
27問:クランプ形漏れ電流計・・・「ふつう」。
28問:電気工事士法・・・「ふつう」。取る。
29問:電気用品安全法・・・「ふつう」。取る。
30問:一般用電気工作物・・・「ふつう」。取る。
31問:図記号・・・「ふつう」。
32問:絶縁抵抗値・・・「ふつう」。
33問:コンセント当て・・・「ふつう」。
34問:コンセント図記号・・・「ふつう」。
35問:図記号目的・・・「ふつう」。
36問:接地抵抗・・・「ふつう」。
37問:最少電線本数・・・「難」。
38問:小勢力回路・・・「ふつう」。
39問:自動点滅器図記号・・・「ふつう」。
40問:配線図記号・・・「ふつう」。
41問:機器図記号・・・「ふつう」。
42問:コンセント図記号・・・「ふつう」。
43問:機器図記号・・・「ふつう」。
44問:スリーブ当て・・・「難」。
45問:機器図記号・・・「ふつう」。
46問:工具写真・・・「ふつう」。
47問:差込形コネクタ・・・「難」。
48問:ケーブル当て・・・「難」。
49問:スイッチ写真・・・「ふつう」。
50問:FEP工具・・・「やや難」。
憶えられない、点数が伸びない、よく間違える、実力が付かない、何やってんのかわからないという人は、教材を見直してみてください。
独学向けの良質な教材を使うことこそ、独学合格の“肝”です。
教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、
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(教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。)
(「技能教材よくある質問(何回分がいいの?等)」も、参考にしてください。)
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第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。
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