学科試験の勉強時間は、60~80時間くらいで、おおむね「2ヶ月から3ヶ月」が必要です。CBT方式だとふつうよりも1か月早く始めた方がいいです。技能試験は、50~60時間で、「1ヶ月から2ヶ月」を見ておきます。
結論から言うと、学科試験の勉強時間は、「60~80時間」くらいを見ておきます。
1日1時間で、2~3カ月くらいかかるってな塩梅です。よって…、
上期試験だと受験申込みが締め切られる“4月上旬”から勉強していけば、5月下旬にある本試験(筆記方式)に間に合うってな次第です。
下期試験だと、“9月上旬”開始で10月下旬の本試験(筆記方式)に間に合わせるってな次第です。
しかし、文系の方や、電気ド素人の人は、苦戦を想定して、3カ月くらいを想定しておくべきです。
よって、先に挙げた月数よりも1カ月早い「3月上旬(8月上旬)スタート」が安全です
学科試験には、CBT方式という受験方法(パソコン試験)があります。
当該CBT方式は、筆記方式よりも1か月くらい早く実施されます。
たとえば、筆記方式が「5/25」だと、CBT方式は「4/21~5/8」に実施ってな次第です。(下期だと、本試験が「10/25」ならば、だいたい「9/18~10/6」にCBT方式があります。)
当該CBT方式で受験予定の方は、先に述べた期間よりもさらに1カ月早くスタートしましょう。
なお、CBT方式については、「第2種電気工事士 学科試験のCBT方式(パソコン試験)とは?‐メリット・デメリット・最大活用法」も、参考にしてください。
ぶっちゃけ言うと、学科試験は、過去問を繰り返せば受かるので、最短1カ月くらいでも受からないことはないです。
でも、そこそこの強行軍となるので、時間に余裕がない人はお勧めしません。
学科試験の勉強時間は、1日あたり「最低30分~1時間」を確保しましょう。
で、土曜・日曜・祝日で、テキストをじっくり読んだり、わからない問題を解き直したりして、1時間以上の勉強を、興が乗れば2時間強の勉強をすれば、必要かつ十分です。
基本的にわたしは、片道25分(往復50分)の通勤電車が勉強時間でした。
当該通勤時間で、テキストを読んだり過去問を解いたりして、学科は通りました。ド文系ながら点数は「84点(42問正解)」でした。
なお、人身事故で止まった電車の中で、3時間ほど過去問を解いたのが、いちばん長い勉強時間でした。
技能試験の勉強時間は、「50~60時間」がめやすです。
期間的には、「1ヶ月から2ヶ月」が試験勉強時間です。
ですから、学科試験の合格証と技能の受験票が届いてから、勉強を始めても間に合います。
まあ、不安な人は、学科試験の直後から、「複線図を書く練習」をしておくといいでしょう。
技能試験は、最初の方は、「候補問題1問につき1時間から2時間」は必要です。
回路を組む作業に加えて、作業の修正点や間違った点を復習したりするので、全部で1時間~2時間はかかります。
ただ、時間を食うのは、最初の方だけです。
後々になると、つまり、候補問題の2回目・3回目となると、スラスラすいすい組めるようになります。
技能は、個々の作業時間をすごく気にしないといけないのですが、全体の総勉強時間は、そう意識しないでいいでしょう。
なお、技能試験の勉強時間を短縮するには、「VVFストリッパ」が絶対に必要です。
電工ナイフは慣れるまでに、“かなり”時間がかかります。心底、ド素人に電工ナイフは推奨できません。
お金で時間が買える稀有な例が「VVFストリッパ」です。
「技能試験の独学用テキスト・教材・工具」でも述べていますが、必ず「VVFストリッパ」を使用してください。
数千円を惜しんで不合格になるリスクを上げ、来年受験のリスクを増やすのは、愚かです。
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