第2種電気工事士(2電工):筆記試験の最悪の勉強方法

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 2電工の筆記試験の、最悪な勉強方法。基本的に、何の実力もつかないのでダメですが、時間がない人、どうしても合格しないといけない人は、参考までに。筆記は問題の使い回しが多いので、「過去問まる憶え」と「憶えやすいとこだけ」で、そこそこしのげます。繰り返しますが、非推奨です。

筆記試験の最悪な勉強方法

 以下に述べるのは、第2種電気工事士(2電工)の筆記試験の、最悪の勉強方法です。ホントに時間のないときだけ、参考にしてください。

 要は、「電気理論」「配線理論」「配線設計」「電気工事」などの、苦手科目や難しい科目は、「過去問の選択肢と答えだけを憶える」「細かいのは捨てて憶えやすいところだけ憶える」で凌ぐ、という寸法です。

過去問まる憶え‐定番選択肢だけ

 

 たとえば、です。「電気工事」に「接地工事の省略」という項目があります。

 以下の場合に、接地工事は省略できるのですが…

 ①機械器具は、対地電圧が150V以下で、乾燥した場所。

 ②低圧用機械器具を、乾燥した木製の床など、絶縁性の物の上で取り扱うように施設した場合。

 …云々かんぬんという感じで、合計④まで、接地工事の省略ケースが、テキストや過去問では、長々と述べられるはずです。

 さて、最悪の勉強ですが、上記の①~④は後回しにして、「コンクリートは省略できない」とだけ憶えます。

 というのも、接地工事省略の問題では、「コンクリートの上に機械器具を施設した。→省略できる?」というのが最頻出の『選択肢』だからです。

 んなもんで、先の長々とした基準を憶えなくても、「コンクリートは省略できない」とだけ憶えておけば、同じ問題が出た際に、“1点拾える”という塩梅です。

 このように、「過去問の選択肢」だけを“棒暗記”して、頭に入れていきます。

 2電工の筆記は、定番の出題が多いです。

 “どうしてこれが正解になるのか、よくわからなくても”、「過去問の選択肢」を憶えておけば、確実に「2~3点」を拾えます。

過去問まる憶え‐答えだけ

 筆記の試験問題の中には、“同じ問題”が出題されることがあります。

 たとえば、「2電工筆記の難問・奇問・珍問リスト」で述べているような「小出力太陽光発電」です。

 こういうのは、「答え」だけ、憶えます。

 先の「小出力太陽光発電」なら「パワーコンディショナー」だけ、答えを憶えます。

 おそらく、問題文を変えてくることは「まず、ない」ので、「パワーコンディショナー」とさえ憶えればいい、ってな次第です。

 こんな風に、「過去問の答え」だけを“棒暗記”して、頭に入れるだけで、1~2点は確保できます。

憶えやすいものだけ

 

 たとえば、です。

 「場所ごとに施工できる工事の種類」という論点があります。いろいろな決まり事があって、すべてを憶えるには時間がかかります。

 ですから、時間がないときは、簡単に憶えられる「ケーブル工事はどこでもできる」と「金属管工事はどこでもできる」しか憶えません。

 要は、全部捨てるのではなく、こまごまとしたのは捨てて、憶えやすいものを1つか2つだけに絞って憶える、という塩梅です。

 無理に手を広げてあいまいに憶えるより、憶えやすいものだけを、正確に頭に入れておくと、選択肢を確実に1つ潰せるので、3分の2で1点が取れる計算となり、点数の底上げが可能になります。

 時間がないなら、『全部捨てるのではなく、憶えやすいところのみ憶える』で、凌いでください。

 上述した「過去問まる憶え」と組み合わせると、威力は増します。

 「過去問では、テキストのここしか問われていない→そこだけ!」ってな寸法です。

 こういう、性格の悪い勉強でも、1~2点は、点数の底上げが可能となります。

最悪の勉強のまとめ

 釘を刺しておきますが、こういう最悪の試験勉強のやり方は、「緊急避難的」であって、すごく「もろい」ことを、忘れないでください。

 上述した勉強は、応用がまったく効かないので、試験傾向が少し変わるだけで、途端に問題が解けなくなります。

 たとえば、先に挙げた「場所ごとに施工できる工事の種類」ですが、最近では、「合成樹脂管工事」の「CD管」まで問われているので、先の最悪勉強なら、その問題は落としたはずです。

 また、テキストの内容は、電気工事の実務上の基礎・基本であったりするので、キッチリ知っていないと、いざ仕事のときに恥をかくのは言うまでもありません。

 しかし、試験に落ちちゃったら、元も子もないので、「リスク」を踏まえたうえで、「過去問まる憶えー過去問の選択肢と答えだけ憶える」と「憶えやすいところだけ憶える」という、悪手で凌いでみてください。数点は確実に稼げるはずです。

 (わたしは、追込み時に、この種の勉強をやっちゃいました。)

 なお、(ああ、あの時、しっかり勉強しておけばよかった…)という後悔は、実によくあります。

 最悪の勉強で凌いだら、後でゆっくり、テキストを読み込んでおきましょう。今後、上級資格を受けないとは限らないのですから。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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