ゼロからのビルメン資格4点セット‐2電工・下期受験用(2018年度)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 上期試験に落ちた人や仕事等の事情によって、2電工の下期試験を受験する人用。全くのゼロからの人が、ビルメンテナンス業や設備業に必須の4資格(通称:ビルメン4点セット‐2電工・乙4・二級ボイラ・冷凍機械3 or 消防設備士)に独学合格・独学取得するためのスケジュール表(2018年度版)。ビルメン資格は「取り方」を間違えると、余計な時間を食う。

2電工・下期受験のスケジュール

 以下に、第2種電気工事士の下期試験を受ける人、つまり、上期試験が受けられない人、そして、上期試験を受けたがダメだった人用のスケジュールを述べていきます。

 「2電工・上期受験のスケジュール」でも述べていますが、一番よい受け方は、受験機会の増える上期受験です。“どうしても仕方のない人”のみが、参考にしてください。

冷3はパスする‐2電工に専念

 

 上記画像が、2電工の下期を受験する場合のスケジュールです。

 こんな風に試験勉強を組んでいけば、負担少なく資格が取れます。

 上期受験との違いは、『第3種冷凍機械責任者(冷3)』を受験しない、という点です。

 2電工の下期試験は、筆記が「10月7日」に行われるので、試験勉強は、「8月・9月」いっぱいかかります。

 下期の技能試験は「12月8日・9日」なので、試験勉強は、「10月・11月」を見ておく方が賢明です。

 冷凍機械3は、本試験が「11月の第1週」で、試験勉強期間は、概ね「9月・10月」であり、このため、筆記・技能ともども、2電工と“被って”しまっています。

 2電工と冷3の求人数比は、「3,400社:4社」で、比較になりません。

 2電工の試験勉強の真っ最中に、不合格となるリスクを犯してまで、冷3を受ける必要はありません。

 時間に融通が効く人や、再挑戦の方なら、受けても大丈夫ですが、そうでないなら、来年に回す方が賢明です。また、冷3は難化中なので、腰を落ち着けて受験する方がいいでしょう。ちなみにわたしは、2電工の受かった翌年に冷3を受けに行きました。

 2電工の下期を受験するなら、「冷3」は、後回しの来年です。

2電工の勉強期間

 2電工の試験期間は、筆記・実技ともに「2~3ヶ月」を見ておきます。

 ちなみに、2電工の合格率は、筆記が60%・技能が70%です。数字からして「超難関」ではなく、試験は、やるべきことを消化していれば、穏当に合格できます。

 基本は、「試験に申し込んでから、試験勉強に着手する」くらいでいいです。が、不安な人や絶対に落とせない人は、上記スケジュールより「1~2ヶ月」早く着手することを勧めます。

 なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を、独学向けの使用教材は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」を参考ください。

 読むのがメンドクサイ人は…

 筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格」を、

 筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「ぜんぶ解くべし! 第2種電気工事士筆記過去問」を使います。

 技能のテキストは、写真の多い「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格」を…、

 技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「HOZAN 電気工事士技能試験セット S18」を…、

 技能の材料には、候補問題の作り方を網羅したDVDの付く「準備万端(推奨・2回セット)」を使います。

 独学合格の“キモ”は、「独学向けの良質な教材」を使うことなので、他に候補がなければ、文系ド素人のわたしでも“支障なく使いこなせて独学合格できた教材”を推奨します。

危険物乙4、二級ボイラー技士、消防設備士について

 

 再度、2電工下期受験のスケジュール表を挙げておきます。

 2電工の下期を受験する場合、試験勉強は「8月」から始まり、技能試験の「12月3日」まで続くことになります。

 先の画像のように、筆記で「8月・9月」が取られ、技能で「10月・11月」が占められてしまいます。

 繰り返しますが、2電工は、業界で「必須」です。乙4や二ボがあっても、2電工を持っていないと、電話か書類で落とされます。

 よって、「8月・9月・10月・11月」は、2電工のみに専念するのが賢明です。

 んなもんで、乙4、ニボ、消防設備士は、2電工とバッティングしない「1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・12月」に受験する、といった次第です。

二級ボイラー技士は出張で

 残る乙4、二級ボイラー、消防設備士ですが、敢えて、優先するのなら、二級ボイラー技士(二ボ)です。

 というのも、二ボには、『出張受験』という制度があるからです。

 二ボは毎月試験が行われているのですが、試験会場である「安全衛生技術センター」が、遠方な場合があるのです。

 参考:公益財団法人 安全衛生技術試験協会

 当方大阪府在住ですが、近畿の安全衛生技術センターは「加古川」にあり、行くのに片道2時間以上かかるところでした。

 こうした、交通事情を汲んでか、二ボは、年に1~2度、交通の便のよい都市圏に実施されています。これが、「出張受験」です。

 当方のケースだと、出張受験の会場は、大阪市内の大学だったので、移動時間は25分と、激減した次第です。

 こんな次第で、二ボの受験に当たっては、まずは、「出張受験の日時」を調べて、当該出張受験で受験できるように調整するとよいでしょう。

 近場の方が、交通費もかからないし移動時間も減って、いい事尽くめです。

 こうした次第で、2電工とバッティングしない「1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・12月」に、二級ボイラー技士の出張受験を受験するのがベストです。

 なお、二ボの試験勉強は、最初はとっつきにくいのですが、過去問を3回も繰り返しておけば、まず、合格できます。1~2ヶ月あれば、十分、合格圏に滑り込めるはずです。

 二ボの勉強方法等は「二級ボイラー技士の独学」と「二級ボイラー技士の教材レビュー」を参考ください。

残る危険物取扱者の乙4・消防設備士

 

 再度、2電工下期受験のスケジュール表を挙げておきます。

 残る乙4と消防設備士ですが、両試験は、「受験機会の多い試験」です。

 しかも、両試験は“越境受験”が可能で、居住地の件のみならず、近隣の都道府県で受験できるので、「2~3ヶ月に1回」は、受験が可能です。当方、甲4は大阪で、乙6は京都で受験したので、サクサク取れました。

 このように、「受験機会の多い」ことから、「後回しが可能」といった寸法です。

 先述したように、両資格は、2電工と出張受験の二ボとバッティングしない「1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・12月」に受験すべく、日程を調整するのがベストです。

 ところで、2電工の免状は、消防設備士:甲種4類の受験資格となり、また、試験免除が受けられます。この点から、「2電工を取った後で、消防設備士を狙う」のが賢明かと思います。

 なお、乙4の勉強方法等は「乙4の独学」を、独学向け教材については「危険物:乙4の教材」を…、

 消防設備士の甲種4類・乙種4類は「消防設備士:甲種4類(乙種4類)の独学」と「消防設備士:甲種4類(乙種4類)の教材」をば、お目汚しください。

 消防設備士:乙6の勉強方法等は「乙6の独学」を、独学向け教材は「乙6教材レビュー」を参考ください。

求人数 - 参考データ

 資格の価値と優先順位の把握のために、各資格の求人数(ハローワーク)を挙げておきます。

 各資格の直近調査(2017年度)での求人数はおおむね…、

 第2種電気工事士は、「3,400件」、

 冷凍機械3(第三種冷凍機械責任者)は、「全種で4件(※)」、

 二級ボイラー技士は、「600件」、

 乙4は、「1,600件」、

 消防設備士は、「210件」です(甲乙平均)。

 優先順位はこれらの数字に尽きます。

 (※)ハローワークでは、「高圧ガス責任者冷凍」という名称にて、1種から3種がまとめて表記されている。全種合算が「4件」である。

 なお、優先順位の理由や詳細については、「設備・メンテナンス資格の優先順位」を参考ください。

こまごましたもの

 資格のこまごましたことは、たとえば、「消防設備士の電気工事士免除の実態」とかの記事を、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は…、

 「第2種電気工事士:ブログ記事」

 「ボイラー技士:ブログ記事」、

 「危険物取扱者:ブログ記事」、

 「消防設備士:ブログ記事」をば、ご参考ください。

 「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」も、多少は役に立つかと思います。

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