令和4年度(2022年度)第2種電気工事士 下期 学科試験 直前チェックリスト

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

令和4年度(2022年度)第2種電気工事士 下期の学科試験を受験予定の人に、チェックすべき問題をリスト化したページ。資料読み取り問題など、今後も出そうな問題をまとめている。また、学科試験の直前に読むべきページをまとめたリンクも併せて紹介する。

学科試験 直前チェックリスト

工具写真鑑別 応用問題

 まずもって、チェックすべきは、「R4 上期午前 第48問‐工具 写真鑑別」は、最近の学科試験の「難化」を示す問題です。

 おなじみの「リングスリーブ用圧着ペンチ」を、憶えているだけでは解けない問題です。

 キッチリと資料の読み取らないと、正解できません。

 「解き方」を押えておきましょう。

絶縁処理‐時々出る

 次に、チェックすべきは、「R4 上期午後 第19問‐絶縁処理」の問題です。

 テープの種類と巻く回数を憶えないといけないのですが、時々にしか出題されないため、受験生の盲点となりがちです。

 しかし、最近では、親戚の叔父のように、ちょこちょこと顔を出すようになっています。

 単に覚えるだけで1点取れるので、文系ド素人の方は、押さえておきましょう。

配線図記号 PF16‐外径・内径

 次に、チェックすべきは、「R4 上期午後 第35問‐配線図記号 PF16」の問題です。

 本問は、電線管の電線管の外径・内径が問われています。

 当該外径・内径は、稀にしか出なかったのですが、本問のように、出るときは出ます。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、どの管が外径で、どの管が内径なのか、押えておきましょう。

2P2E

 次に、チェックすべきは、「2P2E」の論点です。

 「R4 上期午後 第21問‐屋内配線の住宅用分電盤工事」と「R4 上期午後 第43問‐器機写真鑑別」と、同じ午後試験で“2問”も出題されています。

 要は、単純な記憶問題で、「単相3線式の200V電路には、2P2E(2極2素子)」と、憶えるだけです。

 当該2P2Eは、カンタンな上に、よく出るようになっているので、オトクです。ガチで押えておきましょう。

アナログ計器・デジタル計器

 次に、チェックすべきは、「アナログ計器・デジタル計器」の論点です。

 文系ド素人の方には、少々厳しい問題なので、問いと答えとを憶えてしまいましょう。

 過去問には…、

 R3 上期午後 第27問

 R3 下期午前 第27問

 R3 下期午後 第27問

 …があります。

 過去問の「使い回し」に備えて、解いておきましょう。

幹線許容電流‐新傾向

 次に、チェックすべきは、「R3 上期午前 第9問‐幹線許容電流」の問題です。

 これまでは、単にガチ暗記した「幹線の許容電流」の計算式に数字を代入するだけでした。

 しかし、本問のように、「過電流遮断器の定格電流」まで問われるようになっています。

 当該過電流遮断器の定格電流は、これまで、ほとんど問われなかった問題です。

 ガチ暗記は無用ですが、本試験の直前にて、テキストでチェックしておくべきです。

 正直、難しかったら、「捨て問」でいいでしょう。先の過去問が解けた受験生は、ほとんどいなかったはずです。

電気工事 平形保護層工事‐新傾向

 次に、チェックすべきは、「R4 上期 午後学科‐第20問:電気工事」の問題です。

 「電気工事」では、金属管工事やケーブル工事くらいしか出なかったのですが、ついにと言うか、「平形保護層工事」まで、出題されるようになっています。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけません。

 先の過去問のところでは、攻略ページを紹介しているので、当該平形保護層工事まで、押えておきましょう。

器具写真鑑別‐見たことない!

 次に、チェックすべきは、「R3 上期午後 第17問‐器具写真鑑別」の問題です。

 いきなり、テキストに載ってない、突拍子のない器具が写真鑑別に出ることがあります。

 先の問題のように、全く見たことのない器具が出てきても、あきらめないでください。

 選択肢には、“何かしらのヒント”がある可能性が「大」です。

 また、“常識”を働かせて、解答してみてください。

 即「捨て問」にするには、もったいないです。少しは、選択肢を吟味してみましょう!

器具写真鑑別‐資料読み取り問題

 次に、チェックすべきは、「R3 上期午後 第41問‐器具写真鑑別 」の問題です。

 本問は、タイトルにあるように、「資料読み取り問題」です。

 資料にある「文言」をヒントに、最終解答を選ぶという、これまでにない出題です。

 過去問の多くの問題は、そう資料を読まずとも解答できたものが多かったですが、今後は、本問のように、資料をシッカリ見て解答する問題が増えると思われます

 本問で、資料の読み取りや、ヒントの探し方を練習をしておきましょう。

学科リンク

 「学科」試験ですが、「学科試験の勉強」の「直前対策」に、直前対策について述べています。お目汚し下さい。

 そして、先のリンク先でも述べていますが、(本試験に間に合わない!)という方は、「2電工・学科の最悪の勉強方法」を参考にしてください。

 また、まだまだチェックしておきたい問題があります。

 繰り返される「難問」もあるので、「2電工学科の要チェックの難問・奇問・珍問・ひっかけ問題リスト」を参考にして、押えられるものは、押えておきましょう。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。

 先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

みんなとシェアする