第2種電気工事士の独学‐文系・ド素人が1発合格する勉強方法と傾向と対策

【緊急告知】令和元年:下期の技能試験の受験生へ

 公式で公開されている「電気工事士技能試験の概要と注意すべきポイント」が、2019年度1月に改定されました。

 受験生がよく間違えるところです。改定内容については、長くなるので、「第2種電気工事士の「電気工事士技能試験の概要と注意すべきポイント」の2019年度1月の改定について」にまとめています。技能の勉強に入った際に、一読ください。

 なお、各候補問題については、本ページの「候補問題の独学ポイント」や、ブログの「令和元年・技能試験の概要と、各候補問題の難易度の整理・まとめ」に、まとめています。一読願います。

 技能のテキストは大丈夫ですが、工具と教材は、売り切れるおそれが“かなり”あります。

 筆記の自己採点で合格点が取れていたら、筆記の結果を待たずに、即、購入しておくべきです。

 後述していますが、「HOZAN 電気工事士技能試験セット DK-18」と「準備万端(推奨・2回セット)」は、早めにそろえておきましょう。

 品切れになると、足元を見られ、定価以上になることもあるので、要注意です。

はやわかり第2種電気工事士

 第2種電気工事士は、「理系資格」ですが、適切な勉強方法を執れば、文系ド素人でも独学で1発合格できます。

 わたしはガチ文系で、かつ、工具すら持ったことのない電気ド素人でしたが、市販教材と、以下に述べる勉強方法とで、1回で合格できました。

 

 ちなみに、わたしが使用したのは「筆記試験すいーっと合格」と「ぜんぶ解くべし! 筆記過去問」、「技能試験すい~っと合格」や「HOZAN 電気工事士技能試験セット DK-18」、「準備万端(2回分)」で、これらをそろえれば、環境面で支障は全くないはずです。

 文系ド素人ですら受かるのですから、職人や技術者、理系キャリアの方なら、なおさら「1発」で受かります。

 本試験について、ぶっちゃけると、筆記試験は、暗記と記憶が物を言う「知識問題」が多く、電気理論等の「計算問題」ができなくても通ります。

 インピーダンス、コンダクタンス、リアクタンスなど、電気用語を見ると失神しそうになりますが、最悪、ぜんぶ捨ててしまっても、他の問題で合格点を確保できます。

 試験問題は、ガチガチの理系ではないので、文系の人でも、十分に筆記試験にパスできます。

 次に、実技の技能試験ですが、“実物の回路”を作るので不安な方もおられるでしょう。

 しかし、テキストには「写真」が多く、教材のおまけDVDで見よう見真似で練習できるので、独学だからといって不利になることはありません。

 また、技能試験及びその試験勉強は、「通電」しないので、感電する危険も皆無です。(念のため。)

 わたしを含め、多くの方がテキストとDVDだけで、実技試験をパスしています。市販教材はかなり充実しているので、セミナーや講習、勉強会に行かなくても、市販教材+自宅学習で合格できる、といった寸法です。

 とはいえ、2電工は、ちゃんと勉強しないと受からない試験であり、また、「やってはいけない」注意点もあり、また、最近では、傾向変化の『兆し』があるため、油断のならない資格に変貌しています。

 以下に、独学での勉強方法や進め方、文系ド素人が陥りやすい失敗などを述べているので、独学で2電工を取ろうと思っている方は、参考にしてみてください。

インデックス

  1. やってはいけない
  2. 2電工の独学とは?‐試験情報アラカルト
  3. 効率的な受け方
  4. 再受験の人に
  5. 【独学の生命線】使用教材
  6. 傾向と対策‐「難化」
  7. 筆記の勉強方法
  8. 筆記・法令のくだらない憶え方
  9. 技能の勉強方法
  10. 候補問題の独学ポイント
  11. 第2種電気工事士のこまごましたもの

やってはいけないダメ勉強

 第2種電気工事士の独学にあたり、不合格者に共通する「ダメ勉強」を挙げておきます。以下の…、

  1. 酒を飲みながらの筆記。
  2. ノートを作る勉強。
  3. 長時間の勉強。

 …を、“やらない”だけで、合格が近づきます。

 まず、やってはいけない筆頭は、「アルコールを飲みながら、筆記試験の勉強をする」です。

 技能の勉強は、軽く一杯やりながらでも構わないのです。しかし、筆記では、アルコールは、厳禁です。

 技能は、“身体で憶える”勉強なので、ほろ酔いでも、そう支障はないのです。逆に、冷静でない自分がどのようなミスをするか、いい経験にすらなります。

 しかし、筆記では、絶対に飲みながら勉強してはいけません。

 嫌な事があったときはお酒を飲みますが、それは、アルコールが「忘却剤」だからです。筆記の勉強は、「暗記と記憶」なので、アルコールとは愛称が悪すぎます。

 技能は少々はOKですが、筆記では、絶対禁酒です。

 次に、「ノートを作る勉強」ですが、第2種電気工事士では、ノートを作るような論点は「ない」です。

 要るのは“まとめノート”くらいです。1から10まで作る必要はありません。

 ほとんどの受験生は、ノートを作らず、合格しています。ガチ文系・ド素人のわたしもそうでした。

 最後に「根を詰める、長時間の勉強」です。

 第2種電気工事士の試験勉強は、「1日あたり、30分~1時間強」くらいでいいです。

 んで、“短い時間でもいいので”、できるだけ毎日勉強します。

 つまり、土日だけ“ドカッと4~5時間”ではなく、毎日1時間弱がベストです。

 筆記は「暗記と記憶」が多く、技能は“集中力”が要るので、長時間の勉強は、不適当かつ非能率です。

 長時間の勉強は、終盤~直前になってからでいいです。序盤・中盤は、根を詰めないようにしてください。

 第2種電気工事士の独学では、先の3点に注意してください。落ちる人は、だいたい、そうやっていました。

2電工の独学とは?‐試験情報アラカルト

 第2種電気工事士(2電工)の合格率は、筆記が「60%」台、技能は「70%」台と、われわれの給料なみに高い合格率です。

 当該合格率は、毎年、似たり寄ったりの数字が続いており、今後も、従来の傾向が続く公算が大です。同じように勉強していけば、まず1発合格できるでしょう。(直近試験の合格率と一発合格率はこちら。

採点基準

 筆記試験は、「6割正解」が合格点です。

 ぜんぶで「50問」出題されるので、「30問」正解すればよい、といった塩梅です。意外に気楽です。

 次に、技能試験は、「欠陥ゼロ」で合格です。

 技能は、1つでも「欠陥」があると不合格となります。胃に来る試験です。

効率的な受け方‐1年に2回受験

 2電工試験は、「上期試験」と「下期試験」の2つの試験があります。

 受験生は、上期・下期の両方の試験を、受験することができます。

 言い換えれば、「上期・下期の連続受験ができる」といった次第です。

 2電工は、「1年に2回」の受験が可能なため、上期から受験すれば、不合格のリスクをかなり下げることができます。

 つまり、上期試験で落ちても、即、下期試験でリベンジが可能なので、「1年待たなくてよい」ようになります。

 かつては、1年に1回しか受けられず、試験に落ちると“1年”も待たねばならないため、精神的にキツイ試験でした。わたしは、技能試験では、少し手が震えました。

 しかし、今では、「1年に2回」も受験できるので、受験生にとっては、1回あたりの試験のプレッシャーが激減しました。

 こうした次第で、2電工は、かなり受けやすくなっています。失敗を恐れず挑戦すべきかと思います。

 とはいえ、2電工の受験料は「9,600円」とそこそこ値が張るので、これまでように、「1発合格」がベストなのは言うまでもありません。

 きちんと勉強すれば1回で受かる試験なのですから、ちゃんと計画を立ててがんばりましょう!

再受験の人に

 筆記に落ちた人は、「筆記落ちた‐再受験と教材買換」を参考にしてください。

 筆記のテキストは再利用できますが、過去問は再利用不可です。買い直すのはお金がもったいないので…、

 過去問と解答は、公式「http://www.shiken.or.jp/」からダウンロードして…、

 解説は手前味噌ながら、「R1上期筆記」や「R1下期筆記」、「H30上期筆記」や「H30下期筆記」、「H29上期筆記」や「H29下期筆記」、「H28後期筆記」を、参考にしてみてください。

 技能がダメだった人は、「技能落ちた‐再受験と教材買換」を参考に、再挑戦してください。

独学向け教材-2電工独学の生命線

 結論から言うと、「独学向けの良質な教材」を使うことが、独学合格の“キモ”です。

 市販教材には、講師等がいるなら、これでもいいけど、独学だと“キツイ”物がかなりあります。

 んなもんで、「独学+ド素人向け」の、本当にわかりやすいものを使うのが、実に、重要となっています。まず、教材で、躓かないようにしましょう。

 さて、教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、

 筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格」を、

 筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「ぜんぶ解くべし! 第2種電気工事士筆記過去問」を使います。

 

 技能のテキストは、写真の多い「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格」を…、

 技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「HOZAN 電気工事士技能試験セット DK-18」を…、

 技能の材料には、候補問題の作り方を網羅したDVDの付く「準備万端(推奨・2回セット)」を使います。

 (教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。

 筆記と技能のテキストの特徴を一口で言えば、「中学生の教科書」で、写真が豊富で文字も多く、もちろんフルカラーで、全くのド素人でも、第2種電気工事士の勉強がわかる「つくり」となっています。

 わたしもこれらのテキストを使用したのですが、文系・ド素人でも全く支障はありませんでした。

 特に、技能試験のテキストは、たくさんの写真を添えて説明するので、“一目でわかり”、実に実力向上に役立ちました。

 自分の「ぶきっちょさ」に辟易したことはあっても、テキストで(なに言ってんだ!ちゃんと説明しろよ!)的なトラブルは一切ありませんでした。

 技能試験は、『よきお手本』を見ながらでないと、到底上達しないので、当該テキストを『大』推薦します。

 そして、技能試験用の工具と材料ですが、「これでないと絶対にダメ」という理由はありません。

 技能試験用の工具や材料は、電気用品安全法で法定規格化されているので、基本的に、どの商品も大差ありません。

 好きなのを選べばいいです。どれでも受かります。どれも致命的な欠点はないです。ま、選ぶのが面倒なら、わたしが使った「HOZAN 電気工事士技能試験セット S18」と「準備万端(推奨・2回セット)」で大丈夫です。

 

 これらで揃えれば、試験勉強の環境としては、鉄壁でしょう。

 さて、独学向け教材が揃ったら、次に、筆記と技能の独学での勉強方法を、“手短に”見ていきます。

傾向と対策‐「難化」

 第2種電気工事士の傾向は、一口で言えば、「例年通りだが、難化の兆しがあるので、甘く見てはいけない」です。

 筆記試験は、たしかに「難化傾向」にありますが、根本のところは変わっておらず、「毎年のように出る問題・同じような問題」が多数、出題されています。

 よって、対策としては、筆記試験は、「テキストを2回(推奨3回)、しっかり読んで、過去問を2回(推奨3回)繰り返す」ことをすれば、穏当に合格できる、といった次第です。

難化対策

 『難化』への対策としては…、

  1. テキストを精読しておくこと。
  2. 難問は、後回し。時間を費やさない。
  3. 難しい問題に当たっても、他で点は稼げるので、動揺しないこと。

 …が挙げられます。

 まず、「難化」しているとはいえ、試験範囲を逸脱したものではないので、テキストを精読しておけば、解けるチャンスはあります。

 そして、です。

 難問が増えたといっても、それでも、他の問題は、基礎・基本的な“取れる問題”ばかりなのです。

 んなもんで、難問の類は、「後回し」か「捨て問」にして、“取れる問題”に、時間と労力を向けるってな次第です。

 難問が解けないと、受からないわけじゃありません。

 「難化」を難しく考えず、先述したように、テキストを精読し、過去問を何回も解いて、“取れる問題”をマスターしてください。過去問を2~3回解けば、難問を全部捨てても余裕で受かります。

 さて、次に、技能試験の傾向です。

 技能試験は、2017年度(H29)に、採点の大変更があったため、今年に大きな変更はありません。

 よって、技能試験の対策としては、これまで同様、「候補問題の2回作って、苦手箇所を4~5回特訓」すれば、まず合格です。

 技能試験は、、どんなにぶきっちょでも、「地味にコツコツ、数さえこなせば、合格」です。

 第2種電気工事士の傾向は、ざっとこんな次第で、多少の変化はあるも、対策の「やれば受かる」は、変わりなしです。

 以下、筆記・技能の詳細な勉強方法を見ていきますが、気になるところから。ご参考ください。

 筆記は…、

 …を、参考ください。

 技能は…、

 …を、参考ください。

筆記の勉強方法を手短に

 まず、知ってほしいことは、『筆記の試験勉強には、優先順位がある』ところです。

 先述したように、筆記試験の合格点は「6割正解」です。

 筆記は、「50問(100点満点)」出題なので、どうやって6割正解の「30問正解(60点)」を確保するかが筆記試験の眼目となります。

 文系・電気ド素人の方は、満点ではなく、とりあえず「30問正解(60点)」を目指すことを最優先します。

 んで、“得点源となる点数の取りやすい科目”は、以下の…、

  • 図記号
  • 器具・材料・工具
  • 法令

 …3つとなっており、筆記では、まず、これらから着手します。

 まず、「図記号」と「器具・材料・工具」は、ぶっちゃけいえば、小学生でも解けます。

 たとえば、「図記号」の問題には、「ケーブル」の図記号を問う…、

 

 …とか、『外灯』の図記号を問う…、

 

 …とか、『器具』の図記号を問う…、

 

 …といったものが問われています。

 正直、ほとんど頭を使いません。

 テキストを何回か見ていれば、だいたい解けます。

 んで、「器具・材料・工具」では、「工具」の用途を問う…、

 

 …とか、「工事材料」の…、

 

 …といった、“勉強すれば、すぐに取れる問題が多いのです。

 要は、「図記号」は、小学校の社会科の「地図」の勉強だし、「器具・材料・工具」は、ホームセンターで実物を触ったり、「第2種電気工事士・技能試験の独学用テキスト・教材・工具」で紹介する工具を買ったりすれば、“すぐさま”点が取れます。

 んで、気になる人も多い「法令」ですが、大半の問題は「定番問題」で、ボリュームも少ないので、“文系”なら、すぐ「点になる」論点です。

 参考までに、典型的な過去問を挙げると…、

 …といった。基本的な問題がほとんどです。難しい問題は、ごく稀となっています。

 まとめましょう。

 「図記号」は約10問の出題なので、「18~20点」は取れます。「器具・材料・工具」は約12~13問の出題なので、「24~26点」くらいが取れます。「法令」は2~3問の出題なので「4~6点」は取れます。

 これら、点の取りやすい科目で、少なくとも、「約40点前後」が取れるわけで、合格点の60点までにはあと「10問分の20点」を、正解すればよいということになります。

次にやる科目

 以降の勉強は、感じ的には、「積み上げ」です。

 個々に、得意科目から点を取ればいいのですが、強いて言えば…、

  • 配線設計
  • 検査
  • カンタンな電気理論

 …などをお奨めします。

 「配線設計」ですが、これは、小難しい数字や公式を憶えないといけませんが、ゆえに、憶えてしまえば、即、点数となるわけです。

 当該論点には、頻出論点が多く、たとえば…、

 …などは、毎年のように出ているので、過去問演習で、「3~4問(6~8点)」くらいの底上げが可能です。

 次に、「検査」ですが、これは、検査に使う器具の写真鑑別だったり…、

 

 「2018下期:26問‐接地抵抗計の操作」などの定番の論点ばかりだったりで、テキストさえ精読していれば取れる問題が多いので、「3~5問(6~10点)」くらいは取れます。

 最後に、文系にとって「奇問」の電気理論ですが、「カンタンな電気理論」は、取りに行くべきです。

 本試験では、「オームの法則」だけで取れる問題や、「公式さえ憶えていれば取れる問題」が…、

 参考:2017上期‐5問:三相3線式

 参考:2018下期‐1問:合成抵抗

 …出題されており、文系でも、こうした基本問題で点が取れる、ってな次第です。

 また、繰り返し問われるものが多いので、昔の過去問を解くことで、「電気理論」でも、「2~3問(4~6点)」くらいの底上げが可能、といった寸法です。

 こうした次第で、「配線設計」「検査」「カンタンな電気理論」で、合格点までの「10問分の20点」を捻出できる、ってな塩梅です。

筆記試験は、『捨て問』をしてもよい。

 筆記試験は、100点取らなくてもいいのです。

 高い点を取ったからといって、技能試験に特典やプレゼントがあるわけでないので、そうガツガツしなくていいです。

 んなもんで、苦手な論点・メンドクセー論点は、「捨て問」とします。

 わたしは、「難しい電気理論」や「ややこしい電気工事」、「複線図」を「捨て問」にしていました。

 「複線図」は、別に、技能でも勉強するので、軽く手を付けただけでした。んなもんで、たとえば、「2017下期試験」の「32問:最少電線本数」や「41問:スリーブ当て」といった複線図問題は、当時、あてずっぽの解答でした。

 まあそれでも、8割は正解できたので、こういう“やり方”でも受かるといった次第です。

 筆記試験は、こうした塩梅です。

 小難しい電気理論ができなくても、電気工事が憶えきれなくても、そういうのは捨ててしまい、「優先科目」「頻出・定番論点」「得意科目」に絞って勉強すれば、合格できる、といった寸法です。

 文系・ド素人でも受かる理由が、お分かりいただけたでしょうか?

筆記の具体的な勉強方法

 筆記試験の勉強は、手短に言うと、『テキストを読んで、過去問を解く』というのがベストで、最も実力がつきます。

 具体的な数字を挙げると、テキストを2回(推奨3回)読んで、過去問を2回(推奨3回)解けば、まず間違いなく合格します。

 わたしは、以下のことしかしていません。

  1. テキストを読んだら、そのところの過去問を解く。答えられなかったり、できなかったら再度テキストで確認する。
  2. 昨日やった問題を、もう一度、ざっくり見る。
  3. 通勤時間や昼休み、寝る前に暗記タイムを設けて、必要な数字や語句、たとえば、「E」の記号は何か?(答え:ねじなし電線管)とかを、憶えていく。
  4. できるようになるまで、繰り返す。

 このような勉強すれば、メキメキと実力が付いていきます。

 まあ、正直、あんまり勉強しなくても、通るかもしれません。

 何しろ出題は、大半が例年通りで、しかも、競争試験ではないので、誰もが合格点「6割」を取れば、合格できるからです。

 しかしながら、合格率は「60%」と、不合格になる人もいます。

 ちゃんと勉強したら通るのだし、クソ暗記しないといけないわけでもないので、テキストと過去問をきっちり消化して、確実にパスしましょう。

 なお、筆記は、以下に述べるように、くだらない憶え方や語呂暗記が多々あるので、参考にして、勉強負担を減らしてください。

筆記・法令のくだらない憶え方

 法律の勉強なんて始めてで、苦手という方は、憶え方のコツをまとめている「2電工筆記・法令」を、ご参考ください。

 たとえば、「「カカロット」で対地電圧300V以下にできる住宅の屋内電路の規定を憶える」などは、手前味噌ながら憶えやすいかと思います。

 読後感は、「くだらないな」です。

 なお、法令ですが、文章が頭に入っていかない人は、法律用語の基本的なルールを知らないからです。

 基本的な法律用語を知っているほうが、理解が早いです。「法律用語のコツ:「または」と「もしくは」や、「「及び」と「並びに」を、お目汚しください。条文の言っている意味が少しは整理がつくかと思います。

 最低でも、「以下・以上・未満・超える」は、目を通して使い方をチェックしておいてください。当該法律用語は、筆記の頻出論点です。

 参考:法律用語のコツ-インデックス

筆記・配線図のくだらない憶え方

 配線図の図記号が頭に入らないド素人の方は、「2電工筆記・図記号」を、お目汚しください。

 たとえば、「Hの位置、Lサイズかどうか確認ー位置表示灯(H)と確認表示灯(L)の図記号の憶え方」などは、ほんのちょっとだけ、足しになるはずです。

 読後感は、「あーあー」です。

筆記・工事のくだらない憶え方

 ひたすら、数字を覚えるだけの「電気工事」は、何気に面倒です。苦手にしている方は、「2電工筆記・工事」で、凌いで見てください。

 たとえば、「兄ちゃん0.1秒お漏らしー接地工事省略の憶え方」などは、頭の片隅に残るかと思われます。

 読後感は、「・・・」です。

筆記・測定器の悪くない勉強方法

 見たことがないとサッパリわからないのが、「測定器」です。「2電工筆記・計測器」をば、ご参考ください。で、ホームセンターに行ってください。

最悪の、悪手の勉強方法

 (どうしよう!筆記試験に間に合わないッ!)という方は、推奨はできない勉強方法ですが、「2電工・筆記の最悪の勉強方法」を参考にしてみてください。

 こんな勉強をすると、あとあと恥をかきますが、試験だけは何とかパスしたいなら、悪用してください。そして、合格後に、再勉強してください。

技能の勉強方法を手短に

 技能試験には、独学向けの良質なテキストが絶対的に必要になります。

 先に紹介した絵入り・写真入りのテキスト「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士技能試験すいーっと合格」を使ってください。「実力の伸び」が違います。まずは、ここです。

 当該テキストには、ほとんどの作業に、お手本の写真が添えられて解説されており、また、作業上の注意事項もふんだんに述べられているので、テキストの記述に従って消化していけば、試験勉強の要領としては必要十分です。

 下の画像は、わたしが往時、使ったテキストですが、こんな調子で細かく解説しているので、惑うことはありませんでした。今後も当該シリーズなら、間違いないでしょう。

 

 さて、使用上の注意ですが、1つ1つの作業は、必ず、テキストのお手本を参考にして、『その通り』にしてください。『自分勝手』な作業は、絶対にやめてください。

 皮膜を適当に剥いだり、目分量でケーブルを切断したり、自己流で接続したりすると、それで落ちます。

 テキストのお手本どおりにやるのが、一番、効率的で、間違いがありません。

 技能は、テキストどおりにやれば、受かります。

 対して、自己流でやると、落ちます。

 この点を肝に銘じて、作業に当たってください。

技能試験は練習あるのみ

 技能試験の試験勉強のポイントは、「練習」に尽きます。

 技能試験とは、「」術「」力の考査なので、手を動かさない限り、絶対に上達はしません。

 逆を言えば、文系・ド素人でも、練習さえすれば、“必ず”合格できるわけです。

 技能の試験勉強の大半は、候補問題を作ることであって、テキストの読み込みではありません。

 テキストは、できないところや苦手なところを重点的に練習するための「参照先」くらいに、考えておきましょう。そのくらいに、『練習』の方が合格に貢献します。

 テキストの内容を理解しないと作業できないわけではないので、絵や写真を見てイメージがつかめたら、びしばしと技能試験用の教材を手にして、もりもりと作っていきましょう。

 練習の数だけ不安は減り、練習の数だけ合格に近づきます。

 先に紹介した「HOZAN 電気工事士技能試験セット S18」と「準備万端(推奨・2回セット)」で練習を繰り返せば、穏当に合格レベルに到達します。

  

複線図について

 「複線図」の勉強のポイントは…、

  1. テキストの手順を「ガチ暗記」する
  2. 紙の上の勉強は、7割
  3. 不完全でいいので、候補問題に着手する

 …となっています。

 ぶっちゃけ言うと、「複線図」は、一種の「暗記」で、決められた手順を、そっくりそのまま、やるだけの作業です。

 お使いのテキストには、複線図の書き方が載っているはずです。たとえば、わたしの使ったテキストには、「白(接地側)‐電灯・コンセント」→「黒(非接地側)‐点滅器・コンセント」→「残り」っといった記載がありました。

 

 これら、「テキストの手順」を、まずは、ガチ暗記します。

 テキストによって、複線図の書き方は異なるでしょうが、ゴールは一緒です。

 このやり方だと楽で、このやり方ではダメ、ってなことは“まったくない”ので、自分の使っているテキストを信じて、それで行くようにしてください。複線図の書き方を2つも3つも憶えても、全くの無駄です。

 んで、書き方を暗記したら、1~13までの候補問題の複線図を、コピー用紙などを利用して、書く練習していきます。もちろん、最初は、テキスト・解説・答えを見ながらで結構です。

 ここで「コツ」なのですが、「紙上の練習」は、理解度は7割くらいでいいので、“そこそこ”で切り上げます。

 というのも、わたしの実体験ですが、複線図がシッカリ分かったのは、候補問題を2~3個作り始めた後だったからです。

 逆を言えば、「紙上の練習」だけでは、複線図は、個々の意味がよく分からないままで、シックリ来なかったのです。

 複線図は、実際に回路を組んで見ないと、“見えてこない”ものが多々あります。とりわけ、文系・ド素人だと顕著です。

 (こんなんでええんかいな?)という不安はあるでしょうが、1~2回でも候補問題を組むと、(あーこういうことだったのか)感じに、理解がどんどん深まります。

 んで、候補問題を組めば組むほど、複線図の作成も上達して、当初の不安はどこかへ行ってしまいます。

 やはり、『実戦』が一番です。

 「テキストの手順を暗記→1通り書いてみる→そこそこで切り上げる→候補問題に着手→戸惑ったところを復習」といった感じで、複線図を乗り越えてください。

 技能は、頭より、身体です。

序盤・中盤・直前の勉強方法のポイント

 技能の試験勉強の、それぞれの時期ごとに知っておくと、「心が楽になる勉強方法」を、ブログにまとめています。

 進捗に応じて、目を通してみてください。

  1. 序盤‐技能試験は減点方式‐採点基準をまず理解
  2. 中盤‐固有部分(防護管・ロックナットなど)だけを2~3度練習
  3. 終盤‐最後の仕上げはわざと間違えて敢えて直す

 独学だと、見落としがちになることをまとめているので、参考になれば幸甚です。

候補問題の独学ポイント

 技能試験は、前もって、本試験問題(通称:候補問題)が、全部で「13問」、公開されます。

 公式の文言では、“必ずこの通りになるわけではない”とありますが、例年、ほとんど同じです。

 で、独学者向けに、各候補問題のポイントや注意点、作成要領を、まとめました。

 「文系・ド素人から独学合格した人の視点」→「文系・ド素人だと、ここヤバイよね的」な観点で述べているので、同じ境遇の方は、練習の参考になるかと思います。

 んで、インデックスページは、「H31・技能試験の概要と、各候補問題の難易度の整理・まとめ」となっています。

 以下、各候補問題へのページです。

候補問題1~5

  1. 第1問:位置表示灯
  2. 第2問:確認表示灯(常時点灯)
  3. 第3問:タイムスイッチ(TS)
  4. 第4問:三相3線式200V
  5. 第5問:250Vコンセント

候補問題6~10

  1. 第6問:3路スイッチ
  2. 第7問:4路スイッチ
  3. 第8問:リモコンリレー
  4. 第9問:EET
  5. 第10問:確認表示灯(同時点滅)

候補問題11~13

  1. 第11問:ねじなし管
  2. 第12問:PF管
  3. 第13問:自動点滅器(A)

技能の独学メモ・ノート

 以下のページにて、技能試験の試験勉強で、気づいたことをメモ・ノート風に箇条書きしています。

 わたしと同じ文系・ド素人の方は、技能の勉強を追体験してみてください。

 そして、本試験にて、気づいたこと・やっちまった失敗談を、同じくメモ形式でまとめています。

 試験会場の独特の雰囲気など、読んでおいて全く損はないので、目を通しておいてください。

  1. 技能試験・練習編
  2. 技能試験・練習ミス編
  3. 技能試験・本試験レポート
  4. 技能試験・本試験ミス‐危うく不合格に

 最後に、「第2種電気工事士の合格体験記」もお目汚し下さればと存じます。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 勉強時間については、長くなったので別ページにまとめました。

 「第2種電気工事士の勉強時間」を参考までに。

 難易度についても、長くなったので別ページにまとめました。

 「第2種電気工事士の難易度」を参考までに。

 「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。

 先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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