令和7年度(2025年度)第2種電気工事士の技能試験を受験予定の人に、チェックすべき事項をリスト化したページ。各種注意喚起と、練習を継続するものと、接続を暗記するものをリストアップ。各種リンクあり。
技能試験の受験に当たっては、「工具」の「忘れ物」を、絶対にしないでください。
試験主催者による工具の貸し出しは、「ない」です。
受験案内には、「主催者による工具の貸し出し」について、一言も書かれていないからです。
万が一、忘れ物をしても、主催者から貸してもらえばいいやってな甘い考えは、根絶しておきましょう。
次に、受験案内には、「(b)試験中の工具の貸借はできません。」とあります。
よって、試験中に、隣の人から工具を借りるということも、できません。当然、余分な工具を持ってくる酔狂な人も、まずいないでしょう。
こうしたことから、重要工具の「VVFストリッパ」や「ドライバー」などを忘れると、作業ができなくなり、不合格確定です。
最も「忘れ物」が生じやすい原因は、本試験当日・前日の練習です。
時間ギリギリまで練習していて、工具を袋に入れ忘れた、なんてことは、誰にでも起きる「うっかりミス」です。
本試験前日・前日に練習するのであれば、くれぐれも、「忘れ物リスク」があることを、ギンギンに意識しておきましょう。
工具は、試験の死命を制するものです。受験票並みに、重要なブツです。
本試験当日は、工具袋にすべての工具がそろっていることを確認して、出発しましょう。
工具の忘れ物するな!とメモして、目に付くところに貼っておくくらいの慎重さで臨みたいです。
電動工具(電動ドライバ等)は、技能試験で使えません。
電源をオフにしていても使えないので、注意してください。
公式で、複数回、告知されています。本試験では、ノーマルのドライバを使うことになるので、職人の方は、注意してください。
文系ド素人で、「輪作り」が上手な人は、ほとんどいません。
みんな、苦手です。わたしも、そうでした。
最後の最後まで、練習しましょう。作れる人も、技術の低下を防ぐため、練習を続けましょう。
当サイトの「技能試験・練習編」には、「輪作り」のコツがあるので、知らない人は、参考にしてください。
文系ド素人の人は、ウォーターポンププライヤの使い方を、再度、チェックしておきましょう。
PF管やねじなし管の作業ですが、ウォーターポンププライヤを回すのではありません。
「ウォーターポンププライヤ」で、「ロックナット」を固定して、「ボックスコネクタ」の方を回します。
今一度、テキストにて、ウォーターポンププライヤの使い方を見ておきましょう。
意外に全く見落としている人がいます。わたしがそうでした。
なお、当該ウォーターポンププライヤは、「候補問題 NO.11」と「候補問題 NO.12」にて使用する工具です。
「ボンド線」が登場する候補問題は、令和7年度(2025年度)試験では、「候補問題 NO.11」です。
当該ボンド線ですが、例年、「施工省略」になるのが大半です。
しかし、公式の欠陥一覧には、「ボンド線」が掲載されています。
よって、本試験で問われる可能性は、厳然としてあります。
万が一、「ボンド線」が出題されると、練習してない受験生は、そこで不合格確定です。
よって、保険の意味で、当該ボンド線の練習をしておきましょう。
わたしは、(出ないだろうなー)と思いつつも、直前で2~3回練習して、「転ばぬ先の杖」で、本試験に臨みました。
「ねじ切り」ですが、この作業が登場するのは、令和7年度(2025年度)試験では、「候補問題 NO.11」の「1つ」だけなのです。
よって、作業に慣れていないため、「ねじ切り」の存在を、完全に忘れるおそれがあります。
当該ねじ切りも、「欠陥」ポイントで、ねじを切ってないと、即落ちします。
試験の直前に、「ねじなし管」と「ボックスコネクタ」を用意して、“ねじを切る真似”を、4~5回はしておきましょう。
また、暇を見つけては、「ねじなし管・・・ねじ切り」と、唱えておきましょう。
端子台ですが、接続の仕方は、丸暗記して臨みましょう。
端子台を使う候補問題は、令和7年度(2025年度)試験では…、
…があります。
技能の本試験は、候補問題とほぼ同じなので、暗記して臨むのが一手です。
アレコレ考えていたら、時間が足りずに、「未完成」で落ちます。注意してください。
蛇足ですが、端子台への接続には、欠陥ポイントがあります。お手本どおりにできているかどうか、再確認しておきましょう。
当該パイロットランプですが、コチャコチャ種類があるので、混乱しやすいです。
パイロットランプを使う候補問題は、令和7年度(2025年度)試験では…、
…があります。
できると思っていても、接続の仕方を再暗記しておきましょう。
「施工省略」は、採点に直接関わらないと思われますが、ケーブルの採寸で、「欠陥」が取られる可能性があります。
当該施工省略の処置を再確認して、何回か意識して練習しておきましょう。
当該施工省略ですが、意外に(アレレ、これでよかったけ?)みたいな、一抹の不安が生じるところです。
こうした不安や動揺が、ケアレスミスの温床です。
技能試験でやることは、すべて把握して、よどみなく作業できるようになっておきましょう。
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先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。
第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。
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