第2種電気工事士(2電工)の学科試験に落ちた場合の教材の買い替えについて述べたページ。無駄な出費を抑えるためのページ。買い換えるべき人と、そうでない人を、ケースごとに述べる。基本的に、テキストは、よほどの事がない限り、買い換えなくてよい。過去問も、公式PDFと、当サイトの解説ページとで、じゅうぶんに賄える。
結論から言うと、学科試験の教材は、基本的には、「買い替え無用」です。
というのも、「2電工」業界に、大きな変化がないからです。
昨今では、大きな法改正や、制度の改定もないので、落ちた年度のテキストと過去問を、再利用して支障ありません。
まあ、「2電工」に影響がありそうな改正等があれば、「2電工の独学」で告知しますので、一応、チェックだけはしておいてください。
学科テキストですが、基本的に、買い換える必要はありません。
問われる論点は、滅多に追加されないので、過年度のテキストでOKです。
万が一、新論点が追加されても、それだけを押えれば、事が済みます。(論点追加があれば、弊サイトでも告知します。)
ところで、しばしば、テキストとの「相性」が悪いと感じたり、使い勝手が悪いと思ったりしてないでしょうか?
もしそうなら、「買い替え」を検討してください。合わないテキストは、不合格の元凶です。
わたしが推薦するテキストは、「 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2024年版) 」ですが、これなら、文系ド素人でも、使いこなせるかと思います。
過去問も、買い替えは必要ありません。
足りない試験問題は、公式の「http://www.shiken.or.jp/」のページから、PDFをダウンロードできます。
解説がないのが欠点ですが、手前味噌ながら、当サイトに、解説を付与したものを挙げています。
「第2種電気工事士の過去問+解説」を参考に、過去問演習をしてください。
こんな次第で、学科に落ちても、不足分は公式で賄えるので、過去問も買い替え無用です。
技能試験の教材を買っていたのに、学科に落ちてしまった、哀しい事態の対処法です。
どの試験を受けたかで、買い替えの当否が異なってくるので、ケースごとに見て行きます。
2電工試験ですが、ご存じのように、「年に2回」受験が可能です。
んなもんで、「上期試験」の学科に落ちたとはいえ、すぐに、「下期試験」を受けることができます。
「候補問題」は、上期と下期とで、「同じ」です。
よって、下期の学科に通れば、上期用に買った技能教材は、そっくりそのまま、下期の技能に使うことができます。
よって、技能のテキスト・工具・材料類は、買い換える必要はありません。
下期の学科を受けたが落ちてしまった場合です。
一口で言うと、買い替え判断は、「翌年の1月中旬」まで様子を見ます。
技能試験の候補問題は、例年1月中旬に公表されます。
当該候補問題ですが、変わる年度と、変わらない年度があります、
もし、候補問題が変わっていないようなら、技能試験は、“落ちた年と実質的に同じ”で、教材も対応しています。
んなもんで、テキストや器具類を買い替える必要がなくなります。
候補問題が同じなら、手許にある教材を、次年度の技能に再利用してください。
結論から言うと、候補問題に変更があったときは、テキストは買い替えとなります。対して、工具・材料類は、そのまま再利用します。
まず、技能のテキストですが、お手本がなくなるため、買い換えた方がゼッタイに安全です。
どう作ったらよいか、「明白な答え」がないのに作業するのは、独学にとっては、実に「酷」です。
こういう一人勝手な作業こそ、『欠陥』の温床です。よって、テキストの買い換えを推奨します。
買い替えに推奨するテキストは、「第二種電気工事士技能試験イラストAtoZ」です。
当該テキストは、各候補問題のすべての手順が、写真で解説されています。お手本として、古いテキストやDVDの代用が十分に勤まります。
もし、わたしが技能に落ちていたら、このテキストに買い換えたはずです。
次に、VVFストリッパといった工具や、スイッチ類・ケーブル等の器具・材料についてです。
先述したように、これら工具や材料も、買い換える必要はありません。
候補問題が変わっても、電気工事は電気工事ですから、「やる作業は実質同じ」です。
まあ、部品の変更があったり、新しい工具や器具が登場したりすることが考えられますが、もしそうなっても、それらを単品で、通販やホームセンターで追加購入すれば、事が済みます。
こんな次第で、候補問題が変わっても、工具や材料一式は、買い換える必要はありません。
なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、
独学向け教材については、「学科試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。
第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。
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