文系のための第2種電気工事士-技能試験・本試験ミス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第2種電気工事士の技能試験で、やってはいけないミスを2つほどやってしまいました。ミスをしやすい文系ド素人向けの内容。本試験にて、リングスリーブの刻印の間違いを、立て続けに2個もやってしまいました。「こういうこと」が起きるのが本試験なので、参考までに。

インデックス

  1. リングスリーブの刻印を間違う。「小」なのに「極小」
  2. リングスリーブの刻印の「中」が不明瞭。

1.リングスリーブの刻印を間違う。「小」なのに「極小」

 練習だと一度も間違わなかったのに、本試験で間違えた。

 2.0と2.0の刻印なので、「小」で刻印しないといけなかったのに、なぜか「極小」で刻印していた。

 できあがった後の見直しの際に、このミスを発見した。

 あわてて、間違ったリングスリーブを切断し、絶縁部分を2センチ剥ぎ取り、接続をし直した。

 失敗しても予備のリングスリーブがあったからよかった。

 なにより、時間が余っていたので助かった。

 リングスリーブの刻印など、2つか3つ、最も多くて5つである。

 刻印ですら、慌てて行うと、あの試験会場の独特の雰囲気だと、間違ってしまう。

 普段から、圧着ペンチをガッチャンコする前に、「指差し確認」をして、「中」なら「チュウヨシ!」、「小」なら「ショウヨシ!」、「極小」なら「ゴクショウヨシ!」としておくべきだと思った。

2.リングスリーブの刻印の「中」が不明瞭

 これまた、普段の練習では、起きなかったミスだ。

 やはり、緊張して力が入らなかったのだろう。「中」でガチャンコとしたのはいいが、きちんと「中」マークが刻まれなかったのである。

 マークが、少々、不明瞭で薄いのだ。

 大丈夫だろうとは思ったが、怖かったので、時間を見計らって作り直した。

 先の「刻印間違い」があったこともあり、予備のリングスリーブを使い果たしてしまった。

 リングスリーブの刻印も、油断せず、普段の練習のときから、しっかりと力を込めて行おう。

 実際の技能試験では、普段の練習ではしないようなミスをする可能性がとてもある。

 だから、見直し時間を5分から10分は必ず確保できるように、なっておくべきだ。

 最後の見直し時間こそ、技能試験の命綱である。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 第2種電気工事士の試験勉強等については、「第2種電気工事士の独学」を一読ください。

 こまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

みんなとシェアする