2電工学科の再受験対策‐チェックポイント・べからず集

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第2種電気工事士(2電工)の学科試験は、合格率が6割と高合格率であるが、4割は落ちている。学科に不合格になった人を対象に、チェックポイントやべからず集といった、再受験対策について説述する。

インデックス

  1. アルコールを、飲むべからず
  2. クソ真面目に、やるべからず
  3. チェックポイント1‐勉強した?
  4. チェックポイント2‐過去問やった?
  5. チェックポイント3‐捨て問した?
  6. 教材の買い替えについて

アルコールを、飲むべからず

 技能の勉強は、多少、アルコールが入っていても、OKです。

 しかし、学科の勉強は、“飲みながら”やってはいけません。

 アルコールと勉強は、実に相性が悪く、“飲みながら”だと、まったく身になりません。憶える端から、忘れていきます。

 配偶者を見るとお酒が進むのは、存在を忘れたいからです。

 “飲みながら”は、実質的に、勉強したことにならず、極めて、時間の無駄です。

 また、勉強をしたら、その日は、飲むのを止めましょう。

 飲んじゃうと、勉強したことを忘れてしまうからです。記憶の「損」です。

 「飲む」のなら、いっそのこと、その日はお休みにして、「飲む日」にしましょう。

 「勉強」するなら、その日は「勉強だけの日」にしましょう。

 学科の勉強期間は、「2ヶ月強」です。このくらいなら、お酒をセーブすることもできるはずです。

クソ真面目に、やるべからず

 学科は、要領よく、やらなくてはいけません。

 カンタンな問題も、難しい問題も、同じ「1点」です。

 ウンウン唸って「公式」を憶えるより、「写真」を眺める方が楽です。

 「第2種電気工事士の独学」でも述べていますが、学科は、「取れるところからやる」のが大事です。

 電気理論や配線理論といったところは、「後回し」にして、できるところ・カンタンなところから制覇して行きましょう。

 クソ真面目に、インピーダンスやらを勉強する必要はありません。

 また、クソ真面目に、「紙」の勉強だけする必要もありません。

 テキストを読むよりも、先に技能の教材・工具を買って、実物を触る方が「記憶のノリ」がいいです。

 参考:技能試験の教材

 大掛かりな器具や金属管、測定器といった機械など、教材にないものは、ホームセンターにいけば、実物がごろごろしています。

 百聞は一見に如かず、です。

 クソ真面目に、テキストと過去問だけで勉強するより、「実物」を見に行く方が、「早い」です。

 あと、語呂合わせ等をフルに活用して、暗記の手間を減らしてみてください。

 参考:2電工‐語呂合わせの投稿記事

チェックポイント1‐勉強した?

 5割が受かる学科ですが、NO勉強では、受かりません。

 学科をカンタンという人もいますが、そういう人は、ちゃんと裏で勉強しています。

 もし、学科を甘く見て、勉強不足で落ちたのなら、キチンと勉強しましょう。

 やる気が出ないのなら、入門マンガの「マンガでそこそこわかる第2種電気工事士学科+技能入門すい~っと合格コミック」を購入して、語句・用語を、少しずつなじんでいきましょう。

 わたしは電気ド素人でしたが、当該マンガの「オームの法則も知らない奴に(≒知らなくても受かる)」という、衝撃的な1コマに、気持ちが格段に楽になりました。

 

 また、「最悪の勉強方法」で述べてますが、こういうやり方でも、構いません。

 また、「学科の記事一覧」で紹介している各ブログ記事を参考に、憶えやすい形で勉強してみてください。

 とりあえず、学科は「やらないと受からない」ので、できるところから、できるやり方で、消化して行きましょう。

チェックポイント2‐過去問やった?

 学科の試験問題は、多くが過去問から出題されています。要は、問題は「使い回し」なのです。

 んなもんで、過去問をシッカリやると、格段に点数が取れます。

 わたしは、当時、過去問を1~2回やりましたが、本試験では、40点くらい取れました。

 学科は、まずもって、過去問です。

 テキストを読むのも大事です。

 が、テキストだけ読んでいても、落ちます。落ちた人の大方は、過去問演習が足りなかったのです。

 次の試験では、過去問を“徹底”重視して、臨んでください。

 過去問は、項目別になっている「 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2024 」を推薦します。わたしは、電車の中でこれをやってました。

 んで、近年の試験は、弊サイトの「第2種電気工事士 公式過去問+解説」を解けば、学科にはほぼ通ります。

チェックポイント3‐捨て問した?

 できない・わからないに、拘泥しないでください。

 多少、できなくても・わからなくても、学科には受かります。

 ちなみに、わたしは、学科の「複線図」を、完全に捨ててました。

 厄介な「電気理論」も、半分は捨ててました。インピーダンスやらリアクタンスやらは、完全に捨ててました。

 「三相誘導電動機」とか「交流電圧」とかも、捨ててました。

 その代わり、写真鑑別や公式暗記で取れる問題は、徹底しました。

 学科は「6割」合格なので、50問中「30問正解」でいいのです。

 「捨て問」は、学科試験の必須作業です。

 どうにも、できない・わからない・やりたくないなら、いっそのこと、その論点は「捨て問」にして、他の問題で活路を見出しましょう。

教材の買い替えについて

 教材の買い替えについてですが、長くなったので、別ページにまとめています。

 「学科 教材買い替え」を、一読願います。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、

 独学向け教材については、「学科試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

みんなとシェアする