第2種電気工事士(2電工)の筆記試験に落ちたら‐再受験への試験勉強と教材買い替え

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 2電工の筆記試験は、合格率が6割と高合格率であるが、4割は落ちている。筆記に不合格になった人を対象に、再受験に向けた試験勉強の要領や、教材の買い替えの適否について述べる。教材はおおむね再利用可能。過去問だけ公式でチェック。

インデックス

  1. 筆記の教材は、再利用「可」
  2. 技能試験の教材を購入済みだった
  3. 上期筆記に落ちた
  4. 下期筆記に落ちた場合1‐候補問題同じ
  5. 下期筆記に落ちた場合2‐候補問題変わった
  6. 再受験対策1-勉強していない
  7. 再受験対策2-そこそこした
  8. 再受験対策3-何にも頭に入らない

筆記の教材は、再利用「可」

 結論から言うと、筆記試験の教材は「再利用可能」です。

 筆記試験は、毎回毎回、そんなに変わらないので、過年度のテキストでもじゅうぶんに間尺に合います。

 大きな法改正や工事の規制の変更がない限り、筆記のテキストを買い換える必要はありません。

 過去問も、買い替えは必要ありません。

 最新の過去問は、「http://www.shiken.or.jp/」の「試験問題」のページから、ダウンロードできるので、直近のものを落としてきて、ざっと解いておけば、事は足りるでしょう。

 解説がないのが欠点ですが、手前味噌ながら、当サイトに、解説を付与したものを挙げています。

 「第2種電気工事士の過去問+解説」以下の「H30下期筆記」や「H30上期筆記」、「H29上期筆記」や「H29下期筆記」、「H28後期筆記」を、参考にしてください。

 ま、念のため、試験問題をチェックしたり、本屋でテキストを立ち読みしたりして、判断してみてください。(そんなに変わってないじゃん)なら、OKです。

 こんな次第で、大きな法改正や、電気工事の規制の変更がない限り、筆記のテキスト・過去問を、買い換える必要はありません。

技能試験の教材を購入済みだったら

 技能試験の教材を買っていたのに、筆記に落ちてしまった、哀しい事態の対処法です。

 どの試験を受けたかで、買い替えが異なってくるので、ケースごとに見て行きます。

上期の筆記に落ちた

 2電工試験ですが、ご存じのように、「年に2回」受験が可能です。

 んなもんで、「上期試験」の筆記に落ちたとはいえ、すぐに、「下期試験」を受けることができます。

 んで、下期の筆記に通れば、買った技能教材は、そっくりそのまま、下期の技能に使うことができます。

 よって、技能のテキストも、技能の工具・材料類も、買い換える必要はありません。

下期筆記に落ちた場合1‐候補問題同じ

 下期の筆記を受けたが落ちてしまった場合です。

 一口で言うと、買い替え判断は、1月中旬まで様子を見ます。

 技能試験の候補問題は、例年1月中旬に公表されます。

 当該候補問題ですが、変わる年度と、変わらない年度があります、

 もし、候補問題が変わってないようなら、技能試験は、“落ちた年と実質的に同じ”です。

 んなもんで、テキストや器具類を買い替える必要はありません。

 今手許にある物を、次年度の技能に利用してください。

下期筆記に落ちた場合2‐候補問題変わった

 結論から言うと、候補問題に変更があったときは、テキストは買い替えとなります。対して、工具・材料類は、そのまま再利用します。

 まず、技能のテキストですが、お手本がなくなるため、買い換えた方が無難です。

 どう作ったらよいか、「明白な答え」がないのに作業をするのは、独学にとっては、実に「酷」です。

 こういう一人勝手な作業こそ、『欠陥』の温床です。よって、テキストの買い換えを推奨します。

 買い替えに推奨するテキストは、「第二種電気工事士技能試験イラストAtoZ」です。

 当該テキストは、各候補問題のすべての手順が、写真で解説されています。お手本として、古いテキストやDVDの代用が十分に勤まります。

 もし、わたしが技能に落ちていたら、このテキストに買い換えたはずです。

 では、次に、VVFストリッパといった工具や、スイッチ類・ケーブル等の器具・材料についてです。

 先述したように、これら工具や材料は、買い換える必要はありません。

 候補問題が変わっても、電気工事は電気工事ですから、「やる作業は実質同じ」です。

 まあ、部品等の変更があったり、新しい工具や器具が登場していたりすることが考えられますが、もしそうなっても、それらを単品で、通販やホームセンターで買えば、追加購入すれば、事が済みます。

 候補問題が変わっても、わざわざ、工具や材料一式を買い換える必要はありません。

 そもそもですが、候補問題は、従来の電気工事を想定しているので、巨大な変更は、ほとんど「ない」のが実情です。

 万が一、技能試験が根底から変わるような変更があった場合は、公式で告知があるはずですし、当サイトの「第2種電気工事士の独学」でも告知する予定です。

 こんな次第で、技能の工具や材料は、いくらでも再利用が可能ってな次第です。技能の教材の扱いについては、以上です。

 以下、筆記の再勉強について見ていきます。

再受験対策1-勉強していない

 ぶっちゃけ言うと、不合格の理由が「勉強していない」は、自業自得です。

 いくら2電工の筆記が6割が受かるといっても、「勉強していない」と受かるわけありません。

 最近の筆記は、「第2種電気工事士の独学」でも述べていますが、少しずつ難化しており、全くのNO勉強では、危険すぎます。

 試験を甘く見ないで、次回は、時間を多めに見積もって、各論点を少しずつ消化していってください。やれば、受かります。

 筆記はおおむね「2ヶ月」が勉強期間ですが、“さぼること”を想定して、倍の「4ヶ月」は見積もっておきましょう。

再受験対策2-そこそこしたのに

 ある程度、勉強したのに落ちたという方は、「手順および要領」を見直してください。

 先の「第2種電気工事士の独学‐筆記の勉強方法」でも述べていますが、筆記試験の各科目は、「点が取りやすい」のと、そうでないのとが明白に分かれています。

 筆記は、『労力』と『時間』を割くところを変えるだけで、劇的に点数が伸びます。

 ぶっちゃけ言うと、電気理論や電気工事なんかは捨ててもいいです。

 勉強が軌道に乗るまでは、『全体を満遍なくやる』のではなくて、『お得科目と得意分野でごっそり点を取る』ことを念頭に、進めてみてください。

 ちなみにわたしは、筆記の複線図は完全に捨ててました。

再受験対策3-何にも頭に入らない

 正直、テキストを読んでも、文字が頭に入っていかない、文字が上滑りするってな人もおられるかと思います。

 この場合は、ひたすら『過去問の問題と答えを記憶』します。

 解説のいっていることがぜんぜんわからなくても構いません。

 本試験は、定番・頻出の問題が多いので、「過去問のゴリ押し」を『3回』繰り返せば、合格点の6割は、ぎりっちょで確保できるはずです。

 なーんもわからんという人は、『機械的に』過去問を消化していってください。

 また、先述したように、筆記は論点ごとの「めんどくささ」が違うので、自分の手に負える過去問題から、覚えこみに入るのが賢明です。

 また、文字だらけのテキストや過去問に嫌気が差すのなら、入門マンガの「マンガでそこそこわかる第2種電気工事士筆記+技能入門すい~っと合格コミック」を購入して、頭をなじませていけばいいでしょう。

 わたしは電気ド素人でしたが、当該マンガの「オームの法則も知らない奴に」という、衝撃的な内容に、格段に気持ちが楽になりました。

 以上のように、やることを絞って筆記の再勉強に臨めば、次回はさっくり通るはずです。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、

 独学向け教材については、「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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