第21問は、「排水通気設備」の問題です。小難しい選択肢が1つありますが、残りは、テキスト記載事項であり、定番ともいえる論点です。こういう問題を、確実に取りましょう。できない選択肢は、復習しておきましょう。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「衛生器具の排水トラップは、二重トラップとならないように設けることとする。」ですが、正しい記述です。
いわゆる「二重トラップの禁止」です。
テキスト記載事項なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「通気弁は、吸気機能だけを有する弁で、排水通気管内が負圧になる部分のみに設け る。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストには載ってないかもしれませんが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、選択肢丸ごとをチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「特殊継手排水システムは、超高層共同住宅に対応するために、伸頂通気管と通気立て管を併設し、許容排水流量を大きくした排水通気方式である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「伸頂通気管と通気立て管を併設」のところです。
「特殊継手排水システム」ですが、通気立て管を省けるシステムです。
テキスト記載事項です。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「排水立て管の管径は、どの階においても最下部の管径と同一とする。」ですが、正しい記述です。
よく出る規定です。
「排水立て管の管径は、これに接続する排水横枝管の最大管径以上とし、どの階においても、建物の最下部における最も大きな排水負荷を負担する部分と同一としなくてはならない。また、排水の流下方向の関係を縮小してはならない」となっています。
過去に出題実績が多々あるので、必ず、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「誤ったものはどれか?」ですので…
正解:3
…と相なります。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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