第43問は、「統計」の問題です。管理業務主任者試験では、初の「統計」の問題です。主要な数字は、模試問題集や予想問題集を解いて、それらの問題から、憶えてしまいましょう。
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本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
昔のデータを、憶える必要はないです。
予想問題集や模試問題集で、最新の数字を憶えてください。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「築40年超の分譲マンションの戸数は、令和元年末において、分譲マンションストック総数の約3割を占めている。」ですが、誤った記述です。
当方が調べたところ、「令和2年末」においては、「築40年超のマンションは現在103.3万戸(マンションストック総数の約15%)。」となっています。
「令和2年末」で15%なので、「分譲マンションストック総数の約3割を占めている」が誤りとなります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「公表の対象となっている分譲マンションとは、中高層(3階建て以上)・分譲・共 同建で、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート又は鉄骨造の住宅をいう」ですが、正しい記述です。
「https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001410084.pdf」のPDFには…、
「ここでいうマンションとは、中高層(3階建て以上)・分譲・共同建で、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート又は鉄骨造の住宅をいう。」
…とあります。
今後の出題(問題の使い回し)に備えて、解けるようにはなっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「令和元年末における分譲マンションストック総数に対して、平成27年の国勢調査に よる一世帯当たり平均人員をかけると、国民の約2割が分譲マンションに居住してい ることになる。」ですが、誤った記述です。
当方が調べたところ、「令和2年末」においては、「これに平成27年国勢調査による1世帯当たり平均人員2.33をかけると、約1,573万人となり、国民の1割超が居住している推計となる。」とあります。
「令和2年末」で1割なのですから、「令和元年末の約2割」はありえないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「令和元年末現在の分譲マンションストック総数は、約500万戸である」ですが、誤った記述です。
当方が調べたところ、「令和元年末」では、665.5万戸です。
参考:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001410084.pdf
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「正しいものはどれか?」ですので…
正解:2
…と相なります。
当該年度の「管業業法」だけ、問題演習をしたい人は、「令和3年度 管業業法一覧リスト」を、ご利用ください。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「管業業法「免許」の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
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予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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