48問‐令和3年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第48問は、「マンション管理適正化法‐管理業務主任者及び管理業務主任者証」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

48問‐マンション管理適正化法‐管理業務主任者及び管理業務主任者証

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

選択肢ア

 選択肢の「管理業務主任者証の有効期間は、5年である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「管理業務主任者証」の有効期限は、「5年」です。

 数字は、常に狙われています。主要な数字は、ガチ暗記ましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢の「管理業務主任者が、管理業務主任者証がその効力を失ったにもかかわらず、速や かに、管理業務主任者証を国土交通大臣に返納しない場合は、10万円以下の過料に 処せられる。」ですが、正しい記述です。

 こういうとアレですが、管理業務主任者証に絡んだ罰則は、10万円の過料です。

 罰則は、ガチ暗記は無用です。ざっくり、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

 選択肢の「管理業務主任者証の有効期間は、申請により更新することができる。」ですが、正しい記述です。

 テキストには、「管理業務主任者証の有効期間は、申請により更新する。」とあったはずです。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢エ

 選択肢の「管理業務主任者が、管理業務主任者として行う事務に関し、不正又は著しく不当な行為をし、その情状が特に重いときは、国土交通大臣は、当該管理業務主任者の 登録を取り消さなければならない。」ですが、正しい記述です。

 選択肢の言う「不正又は著しく不当な行為をし」ですが、これは、「指示処分」の対象となります。

 んで、当該指示処分に該当する場合で、選択肢のように、「その情状が特に重いとき」は、いわゆる「必要的登録取り消し処分」となり、管理業務主任者の登録が取り消されることになります。

 ヤヤコシイ内容ですが、今後の出題(問題の使い回し)に備えて、解けるようにはなっておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「正」です。

 「エ」は「正」です。

 本問は、「適切なものはいくつあるか?」の問題なので…、

 正解:4

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「マンション適正化法の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、

 過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。

 予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。

民法入門

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管理業務主任者のこまごましたもの

 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

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