14問‐令和3年度の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第14問は、「会計‐貸借対照表」の問題です。貸借平均の原理,前受金,前払金,が問われています。例年通りの出題です。仕訳の知識がないと、本問はまず解けません。後段の「仕訳がまったくわからない人に」で述べているように、「無理なら無理」で、捨て問にします。

14問‐会計‐貸借対照表

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「やや難」です。

 無理そうなら、「捨て問」です。

 なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。

 本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。

解説1

 本問ですが、まずは、「貸借平均の原理」が問われています。

 簿記では、借方と貸方の合計額は一致します。

 本問では、借方の「資産の部」の合計が「1,500,000」です。

 んで、貸方の「負債・繰越金の部」の合計が「1,500,000」です。

 んなもんで、合計額が「1,500,000」になるものを選ぶ、ってな次第です。

 借方の「A」ですが、「1500000-100000-900000-100000」で、差額を求めると、「400,000」となります。

 貸方の「B」ですが、「1500000-200000-100000-800000」で、差額を求めると、これまた「400,000」となります。

 「A」と「B」とも、「400,000」です。

 よって、「600,000」となっている選択肢の2と4が消去されます。

解説2

 次は、「勘定科目」の意味が問われています。

 まずもって、「前払金」ですが、読んで字のごとく、前もって払った金額を意味する勘定です。

 つまりは…、

 借方:前払金 ×××

 貸方:現金 ×××

 …ってな仕訳が切られる勘定科目なわけです。

 よって、当該「前払金」は、「借方」に、つまり、左側に計上されることになります。

 もう答えは出ていますが、「前受金」も、見ておきます。

 「前受金」ですが、読んで字のごとく、前もって受け取った金額を意味する勘定です。

 つまりは…、

 借方:現金 ×××

 貸方:前受金 ×××

 …ってな仕訳が切られるわけです。

 よって、当該「前受金」は、「貸方」に、つまり、右側に計上されることになります。

 よって答えは、「1」と相なります。

答え

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「管業「会計・仕訳・税務」の過去問リスト」を、活用ください。

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

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 管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。

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