本問は、「医薬品」の「みずむし・たむし用薬」についての問題です。生薬の選択肢のが1つありますが、他のカタカナ成分の選択肢で、最終解答を導けます。きちんと復習して、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ミコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞 膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。」ですが、正しい記述です。
「イミダゾール系抗真菌成分」の「ミコナゾール硝酸塩」の正しい記述です。
外皮用薬は、どういう理屈で効くのかが頻出です。
ガチ暗記は無用ですが、「細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞 膜の透過性を変化」のところは、押えておきましょう。
最低限、「細胞膜がらみ」くらいは、憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「みずむしの抗真菌成分(イミダゾール系の抗真菌成分、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩)の語呂合わせ」なども、参考にしてください。
選択肢bの「ブテナフィン塩酸塩は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える」ですが、誤った記述です。
「ブテナフィン塩酸塩」ですが、「皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える」です。
選択肢の言う「患部を酸性にする」なのは、「ウンデシレン酸」や「ウンデシレン酸亜鉛」などです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「シクロピロクスオラミンは、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要 な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える」ですが、正しい記述です。
「シクロピロクスオラミン」の正しい記述です。
キーワードの「物質の輸送機能を妨げる」で、判断しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「みずむしの抗真菌成分(シクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミド)の憶え方」なども、参考にしてください。
選択肢dの「モクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスは、皮膚糸状菌の 増殖を抑える作用を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「モクキンピ」の正しい記述です。
抗真菌成分の生薬は、当該モクキンピだけなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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