本問は、「医薬品」の「口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢が1つありますが、他の選択肢の判別ができれば、最終解答は導けます。しかし、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、漢方処方製剤の選択肢は、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「噴射式の液剤では、軽く息を吐きながら噴射することが望ましい。」ですが、正しい記述です。
息を吐きながら使用します。
なお、手引きには、「息を“吸いながら”噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがある」とあります。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「桔梗湯は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「桔梗湯」の正しい記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「デカリニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して用いられ る。」ですが、誤った記述です。
「デカリニウム塩化物」ですが、「殺菌消毒成分」です。
選択肢の言う「粘膜組織の修復を促す」なのは、「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ることで、殺菌消毒効果が増強される。」ですが、誤った記述です。
含嗽薬の総論部分からの出題です。
間違っているのは、「殺菌消毒効果が増強される」のところです。
手引きには…、
「含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい」
…とあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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