本問は、「医薬品」の「点眼薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、アレル ギー用点眼薬、コンタクトレンズ装着液に大別される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「コンタクトレンズ装着液」のところです。
一般用医薬品の点眼薬ですが、「人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、 アレルギー用点眼薬」となっています。
手引きには…、
「なお、コンタクトレンズ装着液については、配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む 等の基準に当てはまる製品については、医薬部外品として認められている。」
「一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、 アレルギー用点眼薬に大別される」
…とあります。
んなもんで、「コンタクトレンズ装着液」は、一定のものが「医薬部外品」として認められているだけで、一般用医薬品には該当してません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタク トレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、当該「コンタクトレンズ使用時の点眼法」の論点は、なぜだか、他県でもよく問われています。
手引きの…、
「コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレ ンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。」
「通常、ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤(ベンザルコニウム塩化物、 パラオキシ安息香酸ナトリウム等)などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引 き起こす原因となるおそれがあるため、」
「装着したままの点眼は避けることとされている製品が多い。」
「ただし、1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない製品では、ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用できるものがある」
…のあたりも、精読しておきましょう。
たとえば、「“網膜”に障害を引き起こす」とか、「ソフトコンタクトレンズ装着時に使用できる点眼薬“一切ない”」などと出題されています。両方とも、「×」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「点眼後は、しばらく眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜嚢 内に行き渡らせる。その 際、目尻を押さえると、薬液が鼻腔 くう 内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされて いる。」ですが、誤った記述です。
配偶者のように、予想外の選択肢です。
間違っているのは、「目尻」のところです。
正しくは、「目頭」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものもあり、目のかすみが緑 内障による症状であった場合には改善効果が期待できる。」ですが、誤った記述です。
一般用医薬品の点眼薬ですが、緑内障は、対象外です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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