第66問‐東京都 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「乗物酔い(動揺病)及び鎮暈薬(乗物酔い防止薬)」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第66問‐乗物酔い(動揺病)及び鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 なお、手引きには…、

 「3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされている。」

 「乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はなく、」

 …とあります。

 数字も、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、先の手引きの記述は、次の…、

 「そうした乳幼児が乗物で移動中に機嫌が悪くなるような場合には、気圧変化による耳の痛みなどの他の要因が考慮されるべきであり、」

 「乗物酔い防止薬を安易に使用することのないよう注意される必要がある

 …のように続きます。

 「使用上の注意」は、頻出論点なので、テキストで確認しておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「副作用が強く現れるおそれがあるので、鎮暈薬とかぜ薬やアレルギー用薬(鼻炎用内 服薬を含む。)等との併用は避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。

 たとえば、「抗ヒスタミン成分」は、上記の3つの薬に共通することのある成分なので、併用を避けた方が無難といえます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を 促す作用がある。」ですが、正しい記述です。

 「抗めまい成分」ですが、「ジフェニドール塩酸塩」などがあります。

 当該成分は、「副作用として、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様な頭痛、排尿 困難、眠気、散瞳による異常な眩しさ、口渇のほか、浮動感や不安定感が現れることがある。」となっています。

 そして、「抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分」ウンヌンのところですが、「適正使用」の「運転操作しない」を、参考にしてください。

 副作用は、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔い に伴う吐きけを抑えることを目的として配合されている場合がある」ですが、正しい記述です。

 「局所麻酔成分」の「アミノ安息香酸エチル」の正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)

 62問:漢方処方製剤(かぜ)

 63問:解熱鎮痛成分

 64問:解熱鎮痛薬の配合成分

 65問:眠気防止薬

 66問:乗物酔い(動揺病)及び鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 67問:小児の疳

 68問:鎮咳去痰薬

 69問:去痰成分

 70問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)

 71問:胃の薬

 72問:腸の薬

 73問:腸の薬2

 74問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 75問:浣腸薬

 76問:強心薬

 77問:コレステロール及びリポタンパク質

 78問:高コレステロール改善薬

 79問:貧血用薬(鉄製剤)

 80問:循環器用薬

 81問:痔及び痔疾用薬及

 82問:漢方処方製剤(婦人薬)

 83問:鼻炎用点鼻薬

 84問:点眼薬

 85問:眼科用薬

 86問:外皮用薬

 87問:殺菌消毒薬

 88問:ステロイド性抗炎症成分

 89問:外皮用薬

 90問:みずむし・たむし用薬

 91問:歯痛・歯槽膿漏薬

 92問:禁煙補助剤

 93問:滋養強壮保健薬

 94問:滋養強壮保健薬の成分

 95問:漢方処方製剤

 96問:生薬成分

 97問:消毒薬

 98問:消毒薬の配合成分

 99問:衛生害虫及び殺虫剤・忌避剤

 100問:一般用検査薬

令和4年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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