113問‐東京都 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「適正使用」の「事例問題‐登録販売者の説明」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
113問‐事例問題‐登録販売者の説明
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「服用後、眠気があらわれることがあります」ですが、正しい記述です。
この薬には、「ジヒドロコデインリン酸塩」が入っています。「眠気」等が現れます。
参考：運転操作しない
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「息子さんが服用する時は、半量の１回１錠服用するようにしてください」ですが、誤った記述です。
まずもって、医薬品は、用法用量を守ることが大事です。
選択肢のように、半量にすればよいというわけではないです。
次に、です。
この薬には、「ジヒドロコデインリン酸塩」が入っています。
「コデインリン酸塩」と「ジヒドロコデインリン酸塩」は、予防的に、「１２歳未満の小児等に使用しない」となっています。
客の息子は、「息子（１０歳）」となっているので、この年齢制限の点でも、誤りとなります。
ほいで、です。
この薬には、「イブプロフェン」が入っています。
「１５歳未満の小児」には、使用しないとなっています。
参考：使用しない 小児
こうした点から、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「高熱や呼吸困難を伴う激しい咳のような症状がみられる場合は、他の疾患の可能性があるた め、医療機関を受診してください」ですが、正しい記述です。
薬の成分に関係なく、選択肢の言う高熱等あれば、「受診勧奨」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「この薬を飲んでも尿の色が鮮やかな黄色になることはありませんので、安心してください。」ですが、誤った記述です。
この薬には、「リボフラビン」が入っています。
「リボフラビン」は、「ビタミンB2」の別称です。
手引きには、「リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、これは使用の中止を要する副作用等の異常ではない」…とあります。
尿は黄色くなるので、誤りです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「不適切なもの」は、
正解：5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
適正使用
令和3年度 東京都 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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