本問は、「適正使用」の「アレルギー用薬の添付文書」についての問題です。「相談すること」なので、確答の厳しい問題です。ただ、何とか、解答の糸口は見え、絶対に無理とは言えないです。キッチリ、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと。」ですが、正しい記述です。
成分表には、「抗ヒスタミン成分」である「メキタジン」が入っています。
抗ヒスタミン成分は、「理由:眠気」から、「運転操作しない」となっています。
参考:運転操作しない
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること」ですが、誤った記述です。
これは、大丈夫でしょう。
「てんかん」と言えば、「ジプロフィリン」で「相談すること」です。
当該薬に、ジプロフィリンは、入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「てんかん」が出てくるのは、ジプロフィリンの「相談すること」のみなので、ピンポイントで憶えましょう。よく出ます!
参考:相談すること 基礎疾患1
選択肢cの「緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること」ですが、正しい記述です。
成分表には、「抗ヒスタミン成分」である「メキタジン」が入っています。
これは、「医薬品」のところに記載されている論点です。(「適正使用」の表等には載ってません。)
手引きには…、
「抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、」
「排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。」
「排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがあり、」
「使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである」…とあります。
難しい選択肢ですが、復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「下痢の症状がある人は、服用前に専門家に相談すること」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。
「下痢の症状がある人は、服用前に専門家に相談すること」となっているのは、「緩下作用のある成分が配合された内服痔疾用薬」です。
当該薬は、内服アレルギー用薬です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
成分表の「リボフラビン」ですが、これは、「ビタミンB2」です。
「ピリドキシン塩酸塩」は、「ビタミンB6」です。
「ニコチン酸アミド」ですが、ビタミン成分です。
これらの成分が問われても、全く遜色はないので、チェックしておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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