109問‐東京都 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「適正使用」の「授乳を避けること」についての問題です。使用しない」のド定番論である「女性系」からの出題です。どれもが、「医薬品」で頻出事項なので、大丈夫かと思います。復習だけはしておきましょう。
109問‐授乳を避けること
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説
「乳児に神経過敏を起こすことがある」から、選択肢を見ていきましょう。
参考：使用しない 女性系
選択肢a
選択肢aの「ジフェンヒドラミンサリチル酸塩が配合された鎮暈薬ですが、確かに、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」の成分です。
しかし、その理由は、「乳児に昏睡を起こすおそれがあるため」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「テオフィリンが配合された鎮咳去痰薬」ですが、」ですが、正しい記述です。
「テオフィリン」は、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」です。
そして、理由は、「乳児に神経過敏を起こすことがある ため」です。
テオフィリンとアミノフィリンは、「医薬品」には出てこない成分で、「適正使用」にのみ登場します。
よって、高い頻度で出題されるので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「ブロモバレリル尿素が配合された解熱鎮痛薬」ですが、誤った記述です。
「ブロモバレリル尿素」ですが、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」成分ではありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「ダイオウが配合された漢方処方製剤」ですが、誤った記述です。
「ダイオウ」は、おなじみの「瀉下成分」で、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」成分です。
しかし、その理由は、「乳児に下痢を起こすおそれがあるため」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢のダイオウのほか、センノシド、センナ、カサントラノールが配合された内服薬、ヒマシ油類も、同様の理由から、「使用しない」となっています。
併せて、押えておきましょう。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
適正使用
令和3年度 東京都 科目別
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