112問‐東京都 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「相談すること‐基礎疾患2」についての問題です。「相談すること」は、費用対効果が悪いので、全部をやるのは、効率的ではありません。固有事項に絞って、勉強してください。本問は、代表的なものなので、勉強していれば、解けます。復習だけはしておきましょう。

112問‐相談すること‐基礎疾患2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「心臓病」ですが、正しい記述です。

 この薬には、「アスピリン」が入っています。

 「基礎疾患2」を参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「肝臓病」ですが、正しい記述です。

 この薬には、「アスピリン」が入っています。

 「基礎疾患1」を参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「糖尿病」ですが、誤った記述です。

 「糖尿病」が「相談すること」なのは、鼻炎用点鼻薬やアドレナリン作動成分です。

 「肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があり、糖尿病の症状を悪化させるおそれがあるため」です。

 この薬には、アドレナリン作動成分は入っておらず、また、解熱鎮痛薬なので、誤りとなります。

 余裕があれば、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「貧血」ですが、誤った記述です。

 貧血といえば、ピペラジンリン酸塩です。

 「貧血…ピペラジンリン酸塩…相談」の組み合わせしかないので、これだけは、押えておきましょう。選択肢判別のキーです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「答え」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:保管及び取扱い上の注意

 103問:出産予定日12週以内の妊婦

 104問:長期連用しないこと

 105問:相談すること-甲状腺機能障害

 106問:アレルギー用薬の添付文書

 107問:過量服用・長期連用しないこと

 108問:相談すること‐血栓のある人

 109問:授乳を避けること

 110問:漢方処方製剤‐鬱血性心不全

 111問:相談すること‐基礎疾患

 112問:相談すること‐基礎疾患2

 113問:事例問題‐登録販売者の説明

 114問:医薬品等の安全性情報等

 115問:副作用情報等の収集、評価及び措置

 116問:医薬品の副作用等の報告

 117問:医薬品副作用被害救済制度

 118問:医薬品PLセンター

 119問:塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)

 120問:啓発活動

令和3年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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