午後9問‐岡山県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「鎮咳去痰薬」の問題です。生薬の選択肢が１つありますが、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
午後9問‐鎮咳去痰薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「コデインリン酸塩は、妊娠中に摂取された場合、吸収された成分の一部が血液-胎盤 関門を通過して胎児へ移行することが知られている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「適正使用」でも出る論点なので、ガチ暗記です。
参考：コデインリン酸塩
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「ジメモルファンリン酸塩は、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする。」ですが、誤った記述です。
「ジメモルファンリン酸塩」は、「非麻薬性鎮咳成分」です。
選択肢のは、「去痰成分」の説明文です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「メチルエフェドリン塩酸塩は、副交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す。」ですが、誤った記述です。
「メチルエフェドリン塩酸塩」は、「アドレナリン作動成分」で、確かに、気管支拡張作用があります。
しかし、当該成分は、「交感神経系を刺激」します。
選択肢は、「“副”交感神経系」となっているので、誤りです。
登録販売者試験らしい問題なので、ひっかからないようにしましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「マオウについては、依存性がある成分であることに留意する必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「マオウ」で、確認しておいてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和2年度 岡山県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
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