本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「医薬部外品の保健薬の効能・効果の範囲は、滋養強壮、筋肉痛、神経痛、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給等に限定されている」ですが、誤った記述です。
医薬部外品の保健薬の効能・効果の範囲は、滋養強壮、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給等に限定されています。
神経痛、筋肉痛、関節痛、しみ・そばかす等のような特定部位の症状に対する効能・効果については、医薬品においてのみ認められています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「微量でビタミンと同様に働く又はビタミンの働きを助ける化合物については「ビタミ ン様物質」と呼ばれる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ヘスペリジンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミ ンE等と組み合わせて配合されている」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている」のは、「ガンマ‐オリザノール」です。
「ヘスペリジン」は、「ビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用があるとされ、滋養強壮保健薬のほか、かぜ薬等にも配合されている」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「グルクロノラクトンは軟骨組織の主成分で、軟骨成分を形成及び修復する働きがある とされる。」ですが、誤った記述です。
「軟骨成分を形成及び修復」するのは、「コンドロイチン硫酸」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢の「グルクロノラクトン」は、「肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合される」です。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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