午後35問‐岡山県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「歯・口中薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
午後35問‐歯・口中薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「歯痛薬には、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油等の冷感刺激成分が配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
選択肢の「メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油」は、「冷感刺激成分」です。
「ひっかけ」で、「“温”感刺激成分」となっていることがあるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
参考：メントール
参考：カンフル
参考：ハッカ油
参考：ユーカリ油
選択肢2
選択肢２の「歯槽膿漏薬（外用）では、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「カルバゾクロム」は、「止血成分」です。痔の薬にも入っています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3
選択肢３の「歯槽膿漏薬（内用）では、歯周組織の炎症を和らげることを目的として、セチルピリジニウム塩化物が用いられる。」ですが、誤った記述です。
「セチルピリジニウム塩化物」は、「殺菌消毒成分」です。
歯・口中薬の抗炎症成分は、「グリチルリチン酸二カリウム」などです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4
選択肢４の「歯槽膿漏薬（外用）は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、また、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くべきである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「間違っているもの」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和2年度 岡山県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
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