本問は、「医薬品」の「殺虫剤・忌避剤」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ゴキブリは、食品にサルモネラ菌、ブドウ球菌等を媒介するほか、アメーバ赤痢等の 中間宿主となっている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ピレスロイド系殺虫成分として、ペルメトリン、フェンチオン、フェニトロチオンが ある。」ですが、誤った記述です。
「ピレスロイド系殺虫成分」なのは、「ペルメトリン」だけです。
「フェンチオン」と「フェニトロチオン」は、「有機リン系殺虫成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「忌避剤は、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果を目的として、人体 に直接使用される。」ですが、誤った記述です。
後半の「人体 に直接使用される」は、合っています。
しかし、前半の「虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる」が間違っています。
忌避剤は、「虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない」です。
まあ、忌避剤は、言うなれば、“虫除け”なわけで、虫や配偶者を近づけない効能であり、痒みを和らげる薬ではないですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
参考:ディート
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする