本問は、「医薬品」の「外皮用薬」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢が1つありますが、他の選択肢は、基本レベルなので、何とか最終解答を導けるかと思います。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「紫雲膏は、ひび、あかぎれ、しもやけ、うおのめ、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎に適すとされる。」ですが、正しい記述です。
「紫雲膏 」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ナファゾリン塩酸塩は、創傷面に浸透して、血管を収縮させることによっ て創傷面からの出血を抑制する効果がある」ですが、正しい記述です。
「ナファゾリン塩酸塩」ですが、「アドレナリン作動成分」で、「血管を収縮」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「サリチル酸は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることによ り、角質軟化作用を示す」ですが、誤った記述です。
「サリチル酸」ですが、「角質成分を溶解する」効能です。
選択肢の言う「ケラチンを変質」ウンヌンなのは、「イオウ」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「イブプロフェンの誘導体であるイブプロフェンピコノールは、吹き出物 に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、鎮痛作用も期待して配合される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、後半部分の「鎮痛作用も期待して配合される」のところです。
手引きには…、
「イブプロフェンの誘導体であるが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されない。」
「吹き出物に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、吹き出物(面皰)の拡張を抑える作用があるとされ、専らにきび治 療薬として用いられる」
…とあります。
参考:イブプロフェンピコノール
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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