本問は、「医薬品」の「眼科用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。」ですが、正しい記述です。
「緑内障」は、一般用医薬品の範疇を超えています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「点眼薬は、結膜嚢(結膜で覆われた眼瞼の内側と眼球の間の空間)に適用するものであるが、1滴の薬液量は結膜嚢の容積の50%程度に設定されている。」ですが、誤った記述です。
算数の問題です。
間違っているのは、「50%程度」のところです。
正しくは、「166%程度」です。
166%の数字を憶える必要はないです。手引きの数字を憶えましょう。
手引きには…、
「1滴の薬液の量は約50μL であるのに対して、結膜嚢の容積は30μL 程度とされており」
…とあります。
「50/30」で「1.66666」といった塩梅です。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字9」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「点眼薬は無菌的に製造されるが、法の規定により必ず防腐剤が配合されている。」ですが、誤った記述です。
手引きには、「法の規定により必ず防腐剤が配合されている」なる規定はありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、前半部分の「点眼薬は無菌的に製造される」は、正しいです。押えておきましょう。
また、本問ですが、「必ず」という強い語句があるので、この点でも、判断できるかと思います。
参考:「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者
選択肢dの「点眼後は、しばらくまばたきを繰り返して、薬液を結膜嚢内に行き渡らせ るとよい」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「しばらくまばたきを繰り返して」のところです。
正しくは、「しばらく眼瞼(まぶた)をとじて」です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい」組み合わせは、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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