本問は、「医薬品」の「眼科用薬に配合される成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ネオスチグミンメチル硫酸塩は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを抑えることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アセチルコリン」のところです。
正しくは、「コリンエステラーゼ」です。
「ネオスチグミンメチル硫酸塩」ですが、「目の調節機能を改善する配合成分」で、その効能は、「コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体にお けるアセチルコリンの働きを助ける」です。
カタカナ語句の入れ替えは、本当によく出るので、注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ヒスタミンの働きを抑えることにより、目の痒みを和らげることを目的 として、ケトチフェンフマル酸塩が配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「ケトチフェン」ですが、「抗ヒスタミン成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「パンテノールは、結膜の充血を改善するのに必須なビタミン成分である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「パンテノール」のところです。
正しくは、「ビタミンE」です。
当該パンテノールですが、効能は、「自律神経系の伝達物質の産生に重要な成分 であり、目の調節機能の回復を促す効果を期待して用いられる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
最近では、マイナーなビタミン成分がちょこちょこと出題されています。
「医薬品 その他系のビタミン成分」も、参考にしてください。
選択肢dの「イプシロン-アミノカプロン酸は、目の乾きを改善する有効成分として眼 科用薬に用いられる。」ですが、誤った記述です。
「イプシロン-アミノカプロン酸」ですが、「抗炎症成分」で、効能は、「炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示す」です。
選択肢の言う「目の乾きを改善する有効成分」なのは、「コンドロイチン硫酸ナトリウム」などが該当します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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