本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ブチルスコポラミン臭化物は、鎮痛鎮痙 のほか、胃酸過多や胸やけに対す る効果も期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「抗コリン成分」の「ブチルスコポラミン臭化物」の正しい記述です。
なお、選択肢の内容は、ブチルスコポラミン臭化物の固有のものではなくて、抗コリン成分全部に共通するものです。
手引きには…、
「胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、 癪)を鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分の憶え方は、「胃腸鎮痛鎮痙薬の抗コリン成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」を参考にしてください。
選択肢bの「ロートエキスには、縮瞳による目のかすみや排尿困難といった副作用が 現れることがある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「縮瞳」のところです。
正しくは、「散瞳」です。
なお、選択肢の内容は、当該ロートエキスだけのものでなく、抗コリン成分に共通しています。テキストで確認しておきましょう。
また、「登録販売者の散瞳と縮瞳のまとめ」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「オキセサゼインは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する局所麻酔作用によ る鎮痛鎮痙効果を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「オキセサゼイン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「パパベリン塩酸塩は、胃液分泌を抑える作用もあるため、胃酸過多や胸焼 けに対する効果も期待して用いられる」ですが、誤った記述です。
「パパベリン塩酸塩」ですが、「抗コリン成分と異なり、胃液分泌を抑える作用は見出されない」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする