イプシロン-アミノカプロン酸は、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「抗炎症成分:イプシロン-アミノカプロン酸」
「炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、」
「目の炎症を改善する効果を期待して用いられる」
…と、相なります。
ご存じのように、「イプシロン-アミノカプロン酸」は、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】マリンアイ抗菌S 10mL 」などがあります。
「イプシロン-アミノカプロン酸」ですが、試験には、あまり登場しません。
しかし、点眼薬の独自の成分なので、出題者から狙われやすい成分です。
「熊本県 R4 第87問」などで、出題されます、
よって、優先順位は「高い」です。
イプシロン-アミノカプロン酸は…、
① イプシロン-アミノカプロン酸は、抗菌作用を有し、細菌感染による結膜炎やものもらい、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。
② イプシロン‐アミノカプロン酸は、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する目的で用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「イプシロン-アミノカプロン酸は、抗菌作用を有し、細菌感染による結膜炎やものもらい、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる」ですが、誤りです。
イプシロン-アミノカプロン酸は、「抗炎症成分」です。選択肢のいうような、「殺菌消毒成分」はありません。
試験に出るとしたら、本問くらいが関の山かと思われます。
よって、①は、「×」となります。
②の「イプシロン‐アミノカプロン酸は、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する目的で用いられる。」ですが、誤った記述です。
イプシロン‐アミノカプロン酸は、「抗炎症成分」です。
本試験では、ストレートに、効能・効果が問われています。
「東京都 H30 87問:眼科用薬」や「奈良県 R4 第85問」などを参考にしてください。
よって、②は、「×」となります。
試験に一番出るのは、「抗炎症成分」のところです。
基本の「成分名‐名称」を、押えておきましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】マリンアイ抗菌S 10mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「眼科用薬」の他の「抗炎症成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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