本問は、「医薬品」の「ビタミン成分」についての問題です。よく出る論点となっています。難しいところはありません。基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「ビタミンC - 腸管でのカルシウム吸収を促して、骨の形成を助ける作用」ですが、誤った記述です。
「ビタミンC」ですが、手引きには…、
「体内の脂質を酸化から守る作用(抗酸化作用)を示し、皮膚や粘膜の機 能を正常に保つために重要な栄養素である。」
「メラニンの産生を抑える働きもあるとされる。」
…とあります。
よって、全く違う説明になっていることがわかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の言う「腸管でのカルシウム吸収を促して、骨の形成を助ける作用」は、「ビタミンD」です。
キーワードの「カルシウム」で、「ビタミンD」と判断できるかと思います。
選択肢イの「ビタミンE - 夜間視力を維持し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ作用」ですが、誤った記述です。
「ビタミンE」ですが、「血流を 改善させる作用」です。
選択肢の言う「夜間視力を維持」ウンヌンは、「ビタミンA」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢ウの「ビタミンD - 体内の脂質を酸化から守る作用」ですが、誤った記述です。
「ビタミンD」ですが、先に見たように、「腸管でのカルシウム吸収を促して、骨の形成を助ける作用」です。
選択肢の言う「体内の脂質を酸化から守る作用」は、「ビタミンC」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「ビタミンB1 - 赤血球の形成を助け、神経の正常な働きを維持する作用」ですが、誤った記述です。
「ビタミンB1」ですが、手引きには…、
「炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、」
「神経の正常な働 きを維持する作用がある。また、腸管運動を促進する働きもある」
…となっています。
ビタミンB1のキーワードの「炭水化物」がないので、おかしいなあと判断できるかと思います。
なお、選択肢の言う「赤血球の形成を助け」ウンヌンは、「ビタミンB12」、つまり、コバラミンです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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