本問は、「医薬品」の「心臓などの器官や血液に作用する薬」の問題です。生薬と漢方処方製剤の選択肢で構成された問題です。勉強していないと、解けないです。特に、漢方処方製剤は、突拍子のない出題なので、厳しいかと思います。センソの復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢アの「センソは、ヒキガエル科のアジアヒキガエル等の胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬である。」ですが、誤った記述です。
ここまで出るか!という問題です。
間違っているのは、「胆嚢中に生じた結石」のところです。
正しくは、「耳腺の分泌物を集めたものを基原とする」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「センソ」の効能は、強心作用の生薬です。
なお、選択肢にある「胆嚢中に生じた結石」の記述ですが、これは、「ゴオウ」の「ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原」をもじったものかと思われます。
選択肢イの「センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は 劇薬に指定されている。」ですが、正しい記述です。
「センソ」の正しい記述です。
劇薬は、5mg超です。
んで、一般用医薬品だと5mg以下です。
この数字、出るようになっています。遺漏なく、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「センソは、通常用量を使用した場合においても、悪心(吐きけ)、 嘔 吐の副作用が現れることが ある。」ですが、正しい記述です。
「センソ」の正しい記述です。副作用は、例外なく押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「苓桂朮甘湯にはゴオウが含まれ、主に利尿作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分 が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。)の排出を促すことを主眼とする。」ですが、誤った記述です。
小難しい問題です。
「苓桂朮甘湯 」ですが、ゴオウは入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、カンゾウを含みます。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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