本問は、「医薬品」の「循環器用薬及びその配合成分」についての問題です。漢方処方製剤の選択肢が1つあります。そのほかの選択肢は、基本レベルです。消去法で最終解答を導いてください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「コエンザイムQ10は、副作用として、胃部不快感、食欲減退、吐きけ、下痢、発 疹・痒みが現 れることがある。」ですが、正しい記述です。
「コエンザイムQ10」ですが、これは、別名「ユビデカレノン」です。
その正しい記述です。
副作用は、常にチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ヘプロニカートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善 する作用を示すとされ、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多い。」ですが、正しい記述です。
「ヘプロニカート」の正しい記述です。
キーワードの「ビタミンE」を忘れないようにしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「三黄瀉心湯を使用している間は、副作用として便秘を生じやすいため、 瀉下薬との併用が推 奨される。」ですが、誤った記述です。
まず、間違っているのは、「副作用として便秘を生じやすい」のところです。
「三黄瀉心湯」ですが、選択肢のような便秘は、副作用にありません。
次に、「 瀉下薬との併用が推 奨される」のところも、間違っています。
当該三黄瀉心湯ですが、瀉下作用のある「ダイオウ」が含まれています。
よって、「本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する医薬品は、体質の改善又は症状の緩和を主眼としており、 いずれも高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものではない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する医薬品は、体質の改善又は症状の緩和 を主眼としており、いずれも高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものではない。」
「これ らの医薬品の使用は補助的なものであり、高血圧や心疾患そのものへの対処については、医療機関の受診がなされるなどの対応が必要である。」
…とあります。
まあ、そもそも、一般用医薬品なので、本格的な病気の治療には不向きだと、推測できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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