ジアスターゼは、「胃腸に作用する薬」の「胃の薬」の「消化成分」に配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「消化成分」
「炭水化物、脂質、タンパク質、繊維質等の分解に働く酵素を補うことを目的として、」
「ジアスターゼ、プロザイム、ニューラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ又はその複合酵素(ビオジアスターゼ、タカヂアスターゼ)等が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ジアスターゼ」は、「胃腸に作用する薬」の「胃の薬」の「消化成分」に登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該成分は、出題実績がほとんどありません。
しかし、「愛知県 R3 第23問」のように、選択肢の1つとして、登場したことがあります。
基本の「成分‐名称」だけは、見ておくべきです。
優先順位は、「まあ、ふつう」です。
当該成分は…、
① ジアスターゼは、炭水化物、脂質、タンパク質、繊維質などの分解に働く酵素を補う目的で配合される。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ジアスターゼは、炭水化物、脂質、タンパク質、繊維質などの分解に働く酵素を補う目的で配合される」ですが、正しい記述です。
当該ジアスターゼは、問題文の言う作用のある「消化成分」です。
よって、①は、「○」となります。
先述したように、「消化成分」は、ほとんど試験には出ません。
よって、成分名が「消化成分」であると判別できれば、試験対策的には十分でしょう。
憶え方ですが、「消化成分」の成分の最後には「ゼ」が付いているので、「消化成分だ“ぜ”」くらいで憶えたらいいでしょう。
まあ、「プロザイム」には「ゼ」がないですが、これに当たったら諦めましょう。
ガチ暗記は無用なのですが、当該消化成分の説明文「炭水化物、脂質、タンパク質、繊維質などの分解に働く酵素を補う目的で配合される」は、何回も読んでおいてください。
本試験では、先の説明文が、「入れ替え問題」でよく出るからです。
たとえば、「宮崎県 R2 第73問」です。
読んでないと、???となりかねないので、遺漏なく、テキストを精読しておきましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「胃腸に作用する薬」の「胃の薬」の「消化成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする