毒物劇物取扱者の独学向けのテキスト・過去問題集の紹介。令和6年度(2024年度)に更新済み。市販教材はダメ教材が目立つ。よって、テキストは、技術評論者の「改訂新版 毒物劇物取扱者 合格教本」を使用する。過去問題集は、公論出版の「毒物劇物取扱者試験」を使う。両者とも、徹底して試験向けなので、速やかに合格レベルの実力が付く。
結論から言うと、毒物劇物取扱者のテキストは、「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使います。
んで、毒物劇物取扱者の過去問題集ですが、県・ブロックごとに異なっていて…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
毒物劇物取扱者の教材事情ですが、単に羅列しただけのダメ教材が多く出回っています。
劇物毒物に多少の知識があれば、ベタっと並べただけの物でも有効なのでしょう。
しかし、文系だと、まったく使用に耐えません。
んなもんで、①受験向けの内容で、②適切な解説・指導が付され、③勉強しやすい効率的なものを選ぶと、先の2冊と相なる、ってな次第です。
「毒物劇物取扱者の独学」でも述べているように、毒物劇物の試験は、都道府県によって、かなり違いがあります。
とはいえ、先の2冊であれば、偏りなく勉強できるので、どの都道府県にも対応可能です。
毒物劇物取扱者のテキストには、技術評論社の「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用します。
一口で言うと、定評・定番のテキストで、実に“試験向け”に作られており、使い勝手がいい一冊です。
使い勝手が最もよいのは、「実地(性質・貯蔵・取扱方法等)」のところです。
本試験では、際立った特徴が問われます。たとえば、「重クロム酸カリウム・・・橙赤色」がよく出るわけです。
本テキストでは、「臭い」「色」等のキーワードで、毒物劇物が横断的に整理されているので、効率よく毒物劇物の記憶が可能、といった寸法です。
この点、羅列だけのテキストを使うと、自分で整理しなくてはならず、大いに手間を食います。
また、何が出て、何が出ないかを明らかにしているので、試験に狙われるものから、習得できるため、実に効率よく実力を養えます。
「法規」や「化学」も、説明やワンポイントアドバイスが多いので、この点も、高評価です。初めて勉強する者にとって、迷いなく勉強できるはずです。
もちろん、「さくいん」もあるので、復習や確認作業に、支障がないです。
ダメ教材が多い中で、本書は、最も使い勝手のよいテキストかと思います。他に候補がなければ、「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」でよいでしょう。
しかし、「欠点」もあります。
掲載されている問題数が少ないので、この1冊だけでは、問題演習が不足してしまいます。
そのため、後述する過去問題集で問題演習の数を確保することになります。
本書は、「テキスト&過去問」と明記されていますが、実質的には、ガチの『過去問』です。
先に述べましたが、毒物劇物の市販教材には、ダメ教材が多々あり、10~20年前の問題を平気で掲載しているものがそこそこありました。
しかし、本書は、近年の問題だけで編まれているので、傾向に沿った問題演習が可能となります。
掲載問題数が多く、大体の問題に解説も付与されており、わからないところがあっても、「テキストつき」なので、すぐに確認できます。
毎年、版が改めているところも、わたしは高く評価しており、過去問兼問題集としては、市販教材中、一番の品質かと思います。
そして、言うまでもないですが、「さくいん」があります。
ところで、本書は、「法規」と「化学」は、よくまとまっています。
しかし、「実地(性質等)」のところは、一口で言えば、“羅列”で、ウンザリするはずです。
「実地(性質等)」は、先に挙げたテキストで勉強するようにしましょう。まあ、問題集として割り切れば、支障ありません。
なお、先述したように、本書は、毎年、新版が出ます。自分が受験する「年度」を確かめて、ご購入ください。
参考: 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編
参考: 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編
参考: 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編
毒物劇物取扱者のテキストは、「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使います。
毒物劇物取扱者の過去問兼問題集は…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
この2冊で、鉄壁の布陣が敷けるはずです。
当該2冊で実力を涵養し、受験予定地のPDF過去問で傾向を掴めば、文理ともども、まず間違いなく合格です。
ところで、PDF過去問の問題演習ですが、「タブレット」での閲覧が効率がいいです。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
毒物劇物取扱者の独学・勉強方法等は、「毒物劇物取扱者の独学」を参考ください。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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