簿記2級の独学

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 簿記2級の独学に必要なことを最小限にまとめています。勉強方法のみならず、直近の合格率や傾向、新論点の動向、独学向け教材など。その他、簿記3級から受験する際の注意点や“救済試験”についても、併せて説述。理論穴埋めやパターン学習の是非、部分点など、最近の簿記2級受験に必須の情報も述べています。反復と繰り返しと過去問演習は、2級でも鉄板で、おおむね「3回」。あきらめなければ受かる。

直近の合格率

 大改定後、初の試験となった第143回の合格率は「25.8%」と、高くはないが低くもない“まあまあ”の合格率となりました。

 しかし、前回と前々回(142回と141回)が、それぞれ「14%と11%」の低さだったので、25%という数字は、相対的に「低い」と感じました。

 新論点が追加された第143回試験は、“ぶっ飛んだ”出題はなく、商業簿記、工業簿記・原価計算ともに従来型の問題でしたが、出題者は常に斜め上を行くので、油断がなりません。

 後述するように、簿記2級には、時折、累積した不合格者を一掃する『救済試験』が行われるので、残念な結果に終わった人は、あきらめないことが大事です。

 初めて受験する方へのアドバイスです。簿記2級は、“かつて”は“あまり勉強しなくても合格できた”時代が長かったです。そして、2級には『膨大な過去の合格者』がいます。

 現状の簿記2級は、決してカンタンに受かる試験ではなく、きちんと勉強しない限り、まぐれでも合格できません。パターン学習と足し算・かけ算で受かった時代は、過去のものです。

 我々は、敵よりも助言者に気をつけなくてはいけません。『過去の合格者』の評を鵜呑みにしてはいけません。

独学向けの良質な教材をそろえる

 簿記2級に独学合格するには、「独学向け教材をそろえること」が必須です。

 簿記2級の市販教材は、「教材の差」がすこぶるあって、試験勉強が順調でない人は、だいたい教材がダメです。

 わたくし事ですが、受験当時、非独学教材を使ったために、工業簿記が完全に詰まりました。

 運よくすぐに、よい教材に巡り合えたので、ギリギリ試験に間に合いましたが、『簿記2級は教材で決まる』ことを、つくづく思い知った次第です。

 簿記2級では、適当に教材を選んではいけません。こだわってください。でないと、わたしのように、挫折の一歩手前まで行きます。

 独学向けの良質な教材で勉強することが、簿記2級の独学合格の絶対条件と考えてください。

 簿記2級の教材の詳細は、「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドクサイ人は…、

 テキストは、商簿「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」を、工簿「合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記」を使います。

 問題集はそれぞれ、「合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記」と「合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記」で問題演習します。

 過去問は、「合格するための過去問題集 日商簿記2級」にします。

 予想問題集は、TACの「TAC直前予想 日商簿記2級」や「無敵の簿記2級」、成美堂の「日商簿記2級完全予想模試」などを使えばよいでしょう。

 なお、古本は厳禁です。

 平成28年から平成30年にかけて、簿記2級の教材は、毎年一新されるので、古い年度のを買っても意味がありません。

 ご購入の際は、必ず「平成28年(2016年)度版対応」とか、「平成28年(2016年)度・新出題区分対応」といった文言を確かめてください。

電卓について

 簿記2級ともなると、電卓を「打つ量」が桁違いに増えます。特に、原価計算では“打ちまくり”なので、高品質な電卓が必須です。

 使用電卓の詳細については、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」、「簿記2級の電卓事情」で述べていますが、読むのがメンドウな人は、わたしが使っている「DF-120GT」を使えば支障はないでしょう。個人的に全く不満がありません。

 カシオ計算機-DF-120GT

 なお、手持ちの電卓が、本試験で使えるかどうか不安な方は、「簿記の電卓」を参考ください。

 また、電卓の打ち方を、「簿記のコツ-それは計算機」や「計算機打ち方例」で述べてます。「検算のコツ」も知っておくと、磐石です。

科目別の勉強方法‐商業簿記

 改定を反映した商業簿記の勉強方法は、長くなったので、別ページにまとめています。

 ・第1問‐仕訳問題対策

 ・第2問‐個別論点・伝票問題対策

 ・第3問‐総合問題対策

科目別の勉強方法‐工業簿記

 工業簿記・原価計算の勉強方法も、長くなったので、別ページにまとめています。

 ・簿記2級-工業簿記・原価計算の勉強方法

試験は受けるべし‐来年・再来年は増量・増々量

 結論から言うと、「平成28年度の144回と145回は受けるべき」です。

 資格試験には、『難化した試験は、元に戻らない。良くて現状維持で、悪いとさらに難化する。』という、受験生泣かせの傾向があります。

 ご存知のように、簿記2級は、来年・再来年に大改定が予定されており、種々の論点が多数追加されます。つまり、試験のボリュームは、間違いなく増える、という塩梅です。

 来年と再来年の試験(H29とH30)は、新論点追加でボリュームが増しても、試験自体は「やさしくならない」可能性が大で、先述したように、良くて現状レベル、最悪なケースだと、さらに深化・拡大された出題に遭遇することになります。

 ボリュームの点では、「平成28年度の144回と145回」の負担は、まだ軽いのが実情で、本年度のうちに無理してでも取ってしまうのが賢明です。(傾向については後述。)

従来の問題に、新論点が挿入

 懸念の新論点ですが、第143回の試験では、『ぶっ飛んだ出題』はありませんでした。

 従来の問題に、クレジット売掛金やソフトウェアなどの新論点がちりばめられたくらいで、きちんと勉強した人なら、点数が取れたはずです。

 公式では、「2~3割は新論点」といっていますが、反対に言えば、「7~8割」は従来の論点なわけですから、新旧の論点をしっかり勉強しなくてはいけません。

 平成28年度の改定では、新しい勘定科目が増えたくらいなので、きっちりテキストを読み込んで問題を解いていれば、そう頭を抱えることはないでしょう。

 役務収益・役務原価など、イヤらしい論点もありますが、新論点そのものを、“特別に”気に病む必要はありません。正確に仕訳が切れたら解けます。

 なお、当該「役務収益・役務原価」については、ブログ記事の「役務収益は前受金とセットで憶える」と、「役務原価は前中後の処理と仕掛品」をばご参考ください。

 そもそもの、出題範囲の改定に関しては、「簿記2級出題区分改定」の一連の記事を参考にしてください。

3級合格者はまず工簿重視で‐24%が挫折

 「3級から挑戦する方」に、釘を刺しておきます。

 簿記2級は、試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった『挫折率』が「約24%」もある試験で、4人に1人は“受けてない”というのが実情です。

 当該試験放棄の背景には、「工業簿記・原価計算」が間に合わないのが、最たる要因かと思われます。

 簿記3級からだと、どうしても、慣れ親しんだ商簿から着手しがちで、見知らぬ工業簿記・原価計算は後回しにする傾向があります。

 しかし、『商業簿記を済ませてから、工業簿記・原価計算に着手』は、挫折率が高いので推奨できません。

 商業簿記は、何気に追い込みが効きます。頻出仕訳を暗記すれば、そこそこ部分点が取れます。

 しかし、とりわけ、文系の人にとっては、工業簿記・原価計算はなかなかに理解が及ばず、点数が取れるようになるまで、そこそこの時間を、“必ず”食います。

 昨今の簿記2級は、商簿の難化を受けて、工業簿記・原価計算ができないと「まず受かりません」ので、優先順位を改め、これら“難物”をはやめはやめに消化する必要があります。

工業簿記・原価計算重視が、最近の簿記2級

 商業簿記は、今後も大改定があるため、試験の傾向が安定しません。

 対して、工業簿記・原価計算は、そう傾向が変わらないため、安定した得点源になっています。

 試験によっては、商業簿記で点が取りにくいため、工業簿記・原価計算で点を確保しなくてはならないときもあります。こんな次第で、苦手意識を払拭するまで、工業簿記・原価計算を勉強しておく必要があります。

文系は少しずつ『やる』

 工業簿記・原価計算は、極端に言うと「データ解析・情報処理」で、理系の人なら、割かしスンナリと行きますが、文系の方にとっては、クソめんどくさいのが事実です。

 ちなみに、過去の簿記2級は、「商業簿記で点を稼ぎ、工業簿記・原価計算は足切りの逃れる」のが定番で、往時から文系は、工業簿記・原価計算が苦手だったのです。

 しかし、先述したように、工業簿記・原価計算の出来で、合否が決まりかねないのが昨今の簿記2級の傾向です

 序盤は、砂を噛むようで、かったるくて、頭痛がするのは重々承知ですが、少しずつ、工業簿記・原価計算を進めていってください。

 苦しいこと・面倒なことは、少しずつ消化するのが独学の定石だからです。

 最初はチンプンカンプンでも、じっくり腰を落ち着けて、勘定連絡図を追っていけば、ガチ文系でも、必ずできるようになります。(上述した推薦教材なら間違いないはずです。)

 工業簿記・原価計算は追い込みが効かない上に、なかなか実力がつかないので、早め早めに着手します。ぶっちゃけいうと、先に済ませてもいいくらいです。

パターン学習のみは危険

 端的に言うと、パターン学習のみの「暗記と記憶」のゴリ押しは、2級では通用しません。

 出題者は、意図的に、「パターン学習のみの脳髄反射受験生」を“狩る”ような問題を出してきます。このため、一筋縄では解答できないのです。

 簿記2級は、格段に頭を使います。

 問題文をしっかり読んで、何が求められているのか、何が簿記上の取引に当たるのか、当該設問の背景には何があるのかが読み取れないと、正解できません。

 とりわけ、第1問の仕訳問題では、紛らわしい語句や数字を“意図的に”挿入して、失敗を誘ってきます。

 「“立て替えてもらっていた”旅費交通費を支払った」など、つい、立替金の仕訳を切りそうですが、んなことはありませんね。

 総合問題でも、パターン学習のみではまず解答できない設問もあり、たとえば、税金の還付処理は、ある程度の実務知識がないと解けないはずです。

 パターン学習は、実力をつけるのに最も手っ取り早いのですが、2級となるとそれだけではダメなので、「1つ1つの取引を、しっかり理解することが大事」と、意識を改めてください。テキストの精読は、重要な作業となっています。

理論穴埋め

 まことしやかに、「理論穴埋め」の出題が語られています。

 というのも、公式にて、当該理論穴埋めが、出題サンプルの1つとして、提示されたからです。

 先にテキストの精読が重要と述べましたが、当該理論穴埋め問題に対処するためにも、テキストをしっかり読む必要があります。

 過去の簿記2級では、テキストが軽視されていました。しかし、これからは「テキスト」が重要な教材となっていることに留意してください。

 簿記や会計の基本的な用語は、テキストでしっかり確認しておきます。

最重要試験方針・部分点

 簿記2級も、簿記1級や税理士試験同様に、「完全解答ができない」試験に変わりつつあります。

 というのも、処理が多くて小難しい問題を出してきたり、テキストや過去問では触れられもしなかった未知の会計処理を持ち出してきたりと、イヤらしい傾向が強くなっているからです。

 このため、1問1問を完全に解ききれないまま、試験時間の終わりが来る可能性が高くなっています。

 有体に言うと、「普通に解く」では、もう、間に合わないといった次第です。

目利きと見切り

 結論から言いますが、簿記2級の重要方針は、「目利き」です。「問題を選んで解く」ことで、「部分点の確保」を優先事項とします。

 簿記2級は、難問や難論点に正解しないと受からないわけではありません。

 「簿記2級は、70%で合格です。

 ですから、「問題を完全に解くこと」が難しくなっている以上は、「できる問題・取れる問題から解いて、部分点を確保する」ことを重視しないといけないのです。

 第1問の仕訳問題では、解けるものは解くが、時間のかかりそうなもの・わからないものは「後回し」です。

 第2問は、出題が変則的で、予想が付きません。伝票などの定番問題なら解きますが、問題を見て「???」となったら、とりあえず手のつけられるところは解答して深追いはせず、「後回し」にします。

 第3問では、難処理・難論点はできなくてもいい、と割り切ります。

 正確さと時間が求められる当期純利益や法人税などは“合わせなくて”いいです。

 逆を言えば、これらを追及するくらいなら、ダンゼン処理の軽い売上総利益・営業利益・経常利益の順に時間を費やすべきなのです。

 受験生の中には、経理職にある方など、どうしても「第3問の貸借を合わせたい」人たちがいます。

 しかし、簿記2級では、「試験は試験。仕事は仕事」と割り切ってください。

 最後まで問題を解いて時間が余っているなら、検算なり検証すればいいですが、まだ、他の問題が終わっていないのなら、「貸借の一致」などは完全「後回し」事項です。

 第4問・第5問の工業簿記・原価計算も、問題の見切りが必要です。

 処理の全体像をつかんで解答するのではなく、少しの計算・ちょっとの処理で取れそうなもの(各種差異など)に鼻を効かせて、まずは「部分点」を確保します。

 このように、まずは、解ける問題で「部分点」を確保して、その後で、小難しい問題や時間をかければ解ける問題、よくよく考えれば解ける問題で、点数を“上乗せて”いって、合格圏に到達する、という次第です。

難問・奇問と未知問題

 「テキストや過去問で出てこなかった処理」や「テキストや問題集で馴染みのない会計処理」は、完全に「後回し」です。

 問題の設問に、わけのわからない勘定科目が登場して、意味不明なことをアレコレ指示されると、パニックになりかけます。

 しかし、(なにこれ?なにいってんの?)に遭遇したときは、割り切って「後回し」とします。そこに多大な時間を投入してはいけません。

 難問・奇問と未知問題は、「最後の最後」です。

 試験問題をすべて解き終え、見直しを数回して、まだ時間が余っていたら、問題文や資料にヒントがないかを調べて、あーだこーだ理屈をこねて解答します。

 本試験では、出題者が『実験的な問題』を、試験的に出してくることがあり、問題文や資料の中には、何かしらのヒントや指示が“意図的に”記載されている場合があります。

 この手の問題は、コーヒーとおはぎを用意して、土曜午前のゆったりしたときなら解けるのです。しかし、本試験という差し迫った喫緊のときでは、「他の問題をすべて解いて部分点を確保して、最後の最後でゆっくり対処する」のがベターな解答です。

 難問の点数が飛びっきり高いわけでもないので、そこに、多くの時間を割く必要性は薄いです。配点の多くは、『ド定番』のところです。

 難問・奇問と未知問題の失点は、他の問題で十分に取り戻せます。

 繰り返しますが、簿記2級は7割で合格です。当該「失ってよい3割をどこに配分するか」を頭の片隅に置いておきましょう。格段に、心に余裕が生まれるはずです。

お勉強方針

 簿記2級の学習方針は、4つあります。

反復と繰り返し

 昨今の簿記2級では、読解力や理解力が求められるようになっていますが、それでも、試験勉強の基本は「反復と繰り返し」です。

 「簿記3級を勉強する前に知っておきたい3つのこと」でも述べているように、「簿記とは動作」だからです。

 また、「反復と繰り返し」が切実なのは、確かな知識を身につけない限り、“考えること”ができないからです。

 正確な仕訳知識や実務知識、会計用語の語彙があってこその「読解と理解」です。こういうものは「反復と繰り返し」でしか身に付きません。

 テキストや問題集、過去問は、「最低3回」はやりましょう。

問題文を熟読する練習を

 まず、「常に、問題文をよく読む」訓練をします。

 簿記2級では、問題文の“読み飛ばし”は厳禁です。

 問題文にはたくさんの引っ掛け・指示・フェイントがこめられているので、常日頃から、丁寧に、注意深く問題文に接しなくてはいけません。

 出題者は、パターン学習のみの受験生を“意図的”に落とそうとするきらいがあります。

 第1問の仕訳問題のみならず、第3問の総合問題でも、「あー、ハイハイこの処理ね」などと読み飛ばしてはいけません。

 単調でシンプルな問題文のときこそ、注意してください。「出題者は、何かしらをやってくる」ことを前提に、問題文に当たります。

仕訳・仕訳・仕訳

 次に、「必ず仕訳を切って、電卓をたたく」です。

 簿記の問題は、どのように難しくなっても、最後は仕訳に還元されます。仕訳さえきちんと切れれば、解けるのです。

 1つ1つ仕訳を切ることは、唯一の、そして、オールマイティな「難化対策」です。

 仕訳・仕訳・仕訳

 めんどくさがらず、常に仕訳を切るようにしてください。そうすると、「仕訳」で考えるようになるので、出題者の罠(引っ掛け)に気づくようになり、正解率が格段に上がります。

解き方を憶える・変える

 最後に「答えより、解き方」です。

 問題集や過去問では、必ず解説に目を通して、解き方を確認します。

 先に紹介した教材の解説には、問題の解き方だけでなく、解答用紙の使い方や問題の目の付け所など、本試験で役に立つ小ネタが記載されています。

 簿記2級は時間との勝負です。解説の解き方は優れたものが多いので、正解してもさらに効率の良い「解き方」を追及してください。

あきらめなければ受かる‐救済試験

 大改定の後、簿記2級がどう変わるか、予断を許しません。

 ただ、過去のデータからすると、簿記2級は、ときおり「40~50%」もの高合格率の試験が行われています。

 直近では、「第136回(H26.2.23)」が40%超の合格率でした。

 また、こうした救済試験のみならず、「30%」台の合格率が続くラッキー期間もあります。

 わたしは、これら高合格率の試験を、たまりに溜まった不合格者を一掃する、「救済」だと考えています。

 簿記2級は、言ってしまえば、検定試験であり、取得したからといって何かしらの法的特権が付与されるものではありません。

 言ってしまえば、どれだけライセンスを発行しようが、社会経済上、そう支障はないってな次第で、ゆえに、“どんっ”と合格者を輩出する試験が設けられているように思います。

 ぶっちゃけて言うと、簿記2級合格の最大のコツは『合格するまで、受け続ける』となっています。(わたしもこの口で、わたしが合格したときは40%強の合格率でした。)

 簿記2級は、1~2回落ちても、腐らず勉強して受験していれば、救済試験なりラッキー期間なりで「合格だけはできる」という塩梅です。

 当該救済試験が、今後も続くかどうかは不明ですが、個人的には、「続く」ように思われます。

 ま、救済云々は置いといて、試験の鉄則は、「受かるまでやる。あきらめない」なので、一度、受けようと思ったなら初志貫徹して合格しちゃいましょう。繰り返しますが、簿記2級は「あきらめなければ合格できる」試験です。

 なお、「1発合格」ですが、結構、運が絡むことを指摘しておきます。

 簿記2級は、かつてと比べると完全に難化した上に、試験の傾向が一定しないため、合格率が乱高下します。

 このため、「1発合格」を狙えなくはないのですが、「運頼み」の要素も大きいです。現状でやることをやっても、試験の傾向が激変する回に当たってしまえば、パーです。

 簿記2級の試験事情はこんな次第なので、1~2回受験するのを想定しておくほうが、精神衛生上、いいでしょう。

勉強時間

 文系か理系かによって、勉強時間は違います。

 答えから言うと、文系6ヶ月、理系4ヶ月ですが、その理由や詳細などは、「簿記2級の勉強時間」にまとめています。

難易度

 簿記2級の難易度は、一口で言うと、「カンタンではない」です。

 合格率の考察など、難易度の詳細は長くなったので、「簿記2級の難易度」にまとめています。

 結論を言うと、「カンタンか?」というとそうではないし、「難しいか?」というとそうでもない、しかし、時折、難問含みの回があって「時々難しい」となるのも、「独学で合格できるか?」というと、「勉強さえ続けていたら、必ずライセンスは取得できる」という寸法です。

簿記2級のこまごましたもの

 簿記2級に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「簿記2級:ブログ記事」をばご参考ください。

 また、簿記2級の求人数等を、「簿記2級独学資格ガイド」に挙げていますので、ご高覧をば。

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