検算のコツ・インデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 電卓の入力に自信のない人は、必読の検算コツです。以下に紹介する検算のコツは、主に、簿記受験生やFP技能士の受験生などの、「足し算」を多用する受験生向けの検算の要領です。

全部をやり直す検算ばかりじゃない

 電卓入力に自信のない方も多いはず。

 で、“検算”と相なるわけですが、これがまた、計算下手には至難の作業で、心が折れます。

 よくあるドツボパターンは、計算結果を検算すると違う数→間違っているのかと思いきや、検算の方を間違ってた、なんていう泥縄もいいところのアレです。

 足し算集計の検算は、全部をもう一度やり直す必要はありません。

 下記に述べるような、簡便なやり方で、かなりの精度の検算結果を享受できます。

 問題を解いているときは簡便な方法で、解き終わって時間の余裕のあるときに、計算過程の全部をやり直す検算をする。

 こんな風に、検算を使い分けると、“イライラ”せずに、精度の高い解答ができるかと思います。

 今のところ、下記の通りです。

 まず、偶数と奇数に着目した「奇数が偶数なら、偶数」です。

 この方法の有用なところは、数を数えるだけで、かなり大まかに、計算結果の正否がわかる点です。

 こっちでまずは、計算結果の検算をしてみてください。かなり、電卓を打つストレスが緩和されるでしょう。

 次に、「上下1ケタ~3ケタを検算する」です。

 簡便な検算の本領発揮です。

 先も言ったように、全部の計算をもう一度やる必要は、そうありません。

 反対に言うと、ごく一部の計算をすれば、計算結果のおおよその正否を判定できる、という塩梅です。

 どれもカンタンかつカンベンで、5分くらいで実用可能なので、ぜひとも押えておいてください。

 なお、先のページでも述べているのですが、ミス率は、電卓の品質で大きく変わります。

 経験者は語りますが、ペラペラ計算機を使っているなら、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」を読むことを勧めます。

 読むのがメンドウなら、「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考にして買い換えてください。計算ミスは、低品質の電卓が主原因です。

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