| ・全く無視してきた計算機の機能 計算機の機能の中で、最も無視してきたのは、定数計算の機能です。 その名のとおり、定まった数で計算する機能です。 代表的な定数計算には、定数加算、定数減算、定数乗算、定数除算、べき計算、塁除算、逆数計算などがあります。 個人的に使えるなと思ったのは、割引計算で使用した「べき計算」。 そして、逆数計算でした。 このふたつは、簿記においても使い勝手が良い定数計算と思います。 定数乗算・塁除算とかは、使わない人にとっては使わないと思います。 知りたい人だけお手元の計算機の説明書を読んでチョ。
・定数計算の代表−「まーこんなものがありますよ」 定数計算のうち、2つの簡単な計算を説明します。 定数加算、定数減算、の2つです。 読んで字のごとく、定まった数で、アレでアレします。 使うキーは2つの種類です。 「+」「-」と「=」です。 たしざん・ひきざんのキーとイコールキーです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「10」と「5」使います。「5」は5個使います。 10+5+5+5+5+5+5 → 10 「+」 5 「=」「=」「=」「=」「=」 → 35 10-5-5-5-5-5-5 → 10 「-」 5 「=」「=」「=」「=」「=」 → -15 いちいち、符号と数字を入れないで、「=」 だけで計算できるというのがミソです。 3分、計算機で上記の計算練習を、すれば体得できます。ラーメンを食べるついでに習得しておきましょう。
・逆数計算−1 ズバリ言うわよ。「逆数計算だけは憶えていた方がトク」なの。 簿記の学習のときに、分数の計算があると思います。 「割り算」が含まれている計算式に功を奏するのが、この逆数計算です。
このような計算をしないといけないとき、どうしますか? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・これまでのわたくし まず、(2,500 * 100) + (3,200 * 50) の分子の部分を計算機で計算。 (2,500 * 100)を計算、「250000」をメモ書き。 (3,200 * 50)を計算して、「160000」を、同じく欄外にメモ書き。 「250000」と「160000」を「+」して、「410000」の答えを得る。 これでようやく分子が出ました。 −−−−−−−− 次は分母。 (100 + 40+ 60) * 10 を計算機に入力して計算結果を出します。 「2000」をマタもや、メモ書き。 −−−−−−−− 分数の部分の計算です。 メモ書きを見ながら、分子の「410000」と分母の「2000」を入力、「/」 ます。 で、ようやく、分数部分の「205」が、計算できました。 −−−−−−−− で、最後です。 「1,000,000」から「205」を引き算します。 ・・・答えは「999,795」 このページを作成していて、我ながら腹が立つほど、トロイやり方ですね。
・逆数計算−2 こんなメモ書きのような、手間のかかる、ややこしい計算をしなくても、「逆数計算」の機能を使えば、一度もメモ書きすることなく計算ができます。 メモ書きの変わりにメモリ機能「M+」を利用します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (2,500 * 100)を入力、「M+」 (3,200 * 50入力、「M+」 これで、分子の部分の計算結果がメモリに格納されました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分母の計算に向かいます。 (100 + 40+ 60) * 10 を計算機に入力して計算結果を出します。 ココまでは同じです。次が違います。 そして、「/」 「=」 を入力してください。 これが、逆数計算の命令です。 (計算機によっては「/」「=」 と入力すると、変な数が表示されます。なんでだろ?) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計算機は「何を逆数計算するの?」という入力待ちなので、「RM」を押して、メモリに格納された「410000」を呼び出します。 確定の「=」を押せば、計算結果「205」がでます。 その後は、簡単ですね。 「−」 「1,000,000」 を入力して引き算をして「+/−」キーで、符号を反転すればオッケーというわけです。 見にくいのですが、キー操作です。 2,500 「*」 100 「M+」 3,200 「*」 50 「M+」 100 「+」 40 「+」 60 「*」 10 「/」 「=」 「RM」 「=」 205 うむ、わからん。見ながら計算機を叩いてねw 計算結果は「205」です。
・逆数計算−3 キツネに油揚げを投げられ、タヌキに泥船に乗せられる感じがしません? この算数・数学オンチのわたくしにとって、一番理解ができなかったのが、この逆数計算でした。 便利そうだというカンは働いているのです。 「なんじゃこら?」の状態が3日ほど続きました。そして、発見したのです。 逆数計算は、読んで字の如く、普通の通常の計算式の表記を、逆にしている、ということです。 わたしは、長い間、割り算というのは、「200 ÷ 50 = 4」 という姿・形式しか、考えなかったのです。 だから、計算機の使用でも、「200 / 50 = 」以外、やらなかったわけです。 しかしながら、別に割り算の表記を、変えても言いわけですよ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「50 / = 200」と、計算式をずらして入力させても、いいジャンということなのでした。 割る数字は「50」ですよ、と冒頭で宣言してもいいのです。 割られる数字は「200」、と後で明言してもいいのです。 (難しいコンピューター・情報工学の世界が横渡っているようなのですが、文系の把握力ではこれくらいまでしかできませぬ。) 深く考えたら、とても面白い理屈がありそうですが、ほかならぬ、ガチガチの文系ゆえ、逆数計算は「式の表記を、入れ替えてみた」と理解しておきました。 「200 / 50 = 」 「 / 50 = 200」 比べてみたら、200の入力場所が、式のお尻に置かれただけですしね。
・逆数計算は、分数入り計算に強い 逆数計算の理解は、個人的に少し時間がかかりました。 それでも、なんとなく理解したときは「分数計算のときに、いちいちメモ書きをしないで済む」「圧倒的な計算の手間を省ける」と思ったものです。 なにしろ、メモ書きをする量が激減します。 よくあったミスに、計算機の計算結果を、キチンとメモ書きできていないことが多々ありました。 転記ミスというやつです。 転記ミスはメモ書きの数が増えれば増えるほど、発生する可能性は大きくなります。 人間のやることは、得てして、ミスを犯すんです。 多少の訓練の時間をとって、計算機にできることは、計算機に任せることができるようにしましょう。 簿記において、自分の作業は、問題を解くことです。 計算をすることではありません。 計算は、問題を解く手段で、計算機の仕事です。 正確性では、わたしたちのアタマは計算機に、敵いません。 簿記で伸び悩んでいる方。計算機の使い方がイマイチな方。 その悩みはあなたがちょっと動けば、解決できるものですよ。
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