45問‐東京都 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「毒薬及び劇薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎や基本ばかりの出題です。
45問‐毒薬及び劇薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「毒薬又は劇薬は、１４歳以上の者であっても交付を禁止される場合がある。」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「毒薬又は劇薬を、１４歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されており」
…とあります。
んなもんで、「安全な取扱いに不安のある者」には、交付が禁じられています。
よって、選択肢は、「正」となります。
さて、「安全な取扱いに不安がある者」ですが、これは…、
「睡眠薬の乱用、不当使用等が懸念される購入希望者等をさす。」
…となっています。
併せて、押えておきましょう。
選択肢b
選択肢bの「劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなければならない」ですが、誤った記述です。
これは、定番の「ひっかけ」です。
鍵が必要なのは、「毒薬」です。「劇薬」に施錠は無用です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「毒薬は、それを収める直接の容器又は被包に、白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名 及び「毒」の文字が記載されていなければならない」ですが、誤った記述です。
定番問題です。
間違っているのは、「白地に赤枠、赤字」のところです。
正しくは、「黒地に白枠、白字」です。
「赤」を使うのは、「劇薬」ですね。
「毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」も参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「劇薬を一般の生活者に対して販売する際、譲受人から交付を受ける文書には、当該譲受人の症状の記載は不要である」ですが、正しい記述です。
譲渡の際の交付を受ける文書ですが…、
手引きには…、
「当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない」
…とあります。
よって、「譲受人の症状」は、無用なことがわかります。テキストを精読しておきましょう。
「毒薬・劇薬の「譲渡手続」の整理＋濫用の氏名・年齢」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
令和3年度 東京都 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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