51問‐東京都 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「店舗販売業」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。よく出る論点なので、押えておきましょう。

51問‐店舗販売業

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「店舗販売業の許可は、本店が許可を受けていれば、医薬品を販売する支店は新たに許可を受け る必要はない。」ですが、誤った記述です。

 許可制度に正面からケンカを売る選択肢です。

 当然、「店舗ごと」に、許可を受ける必要があります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「薬剤師が従事していても調剤を行うことはできない」ですが、正しい記述です。

 調剤ができるのは、薬局のみです。店舗販売業では、調剤できません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「その店舗において薬剤師がいない場合には、登録販売者がいる場合であっても、要指導医薬品 及び第一類医薬品の販売を行うことはできない」ですが、正しい記述です。

 基本問題です。

 登録販売者は、第二類医薬品と第三類医薬品しか扱えません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 41問:薬機法 第1条 条文

 42問:販売従事登録

 43問:薬機法 第2条 第1項

 44問:医薬品一般問題

 45問:毒薬及び劇薬

 46問:一般用医薬品のリスク区分

 47問:容器・被包 記載事項

 48問:医薬部外品及び化粧品

 49問:食品

 50問:薬局

 51問:店舗販売業

 52問:配置販売業

 53問:第一類医薬品 書面記載・保存

 54問:リスク区分に応じた情報提供

 55問:医薬品の陳列方法

 56問:掲示板 掲示事項

 57問:特定販売

 58問:濫用等のおそれがあるもの

 59問:医薬品の広告

 60問:監督処分

令和3年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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