本ページは、毒薬・劇薬の「法定表示」について見ていく。毒薬の法定表示は『白黒白』で、劇薬は『紅白紅』といった、くだらない憶え方や、コツ、注意事項、ひっかけポイントなども併せて述べる。登録販売者の「薬事関係法規・制度」の試験勉強用のまとめの一環である。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 登録販売者, 登録販売者 まとめ, 登録販売者 憶え方, 登録販売者 法規
毒薬・劇薬の論点には、「法定表示」があります。
本試験では、「毒薬については、それを収める直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。」といった感じで問われています。
これが、姿形を変えて、実によく出ます。ひっかけ問題も出るため、正確な暗記が必要な論点となっています。なお、先の例題は、「○」です。
当該「法定表示」ですが、テキストには白地がどうたら黒字がどうたらと、グダグダ述べられていますが、くだらない憶え方があります。
一口で言うと、「白黒つけろ、紅白歌合戦」です。
まずは、「毒薬」から見ていきます。
先のフレーズのうち、毒薬は、「白黒つけろ」のところが該当します。
先の画像を見てもらえば分かりますが、毒薬の色の順は、左から、「白→黒→白」です。
つまり…、
外枠は、「白」です。
地は、「黒」です。
文字は、「白」です。
要は、「白」ときて、「黒」ときて、最後に、元に戻って「白」と相なる、ってな次第です。
だから、「白黒つけろ」のフレーズを憶えて、最後は「白に戻る」ってな感じで、「黒→白→黒」と脳内変換すれば、暗記が完了となります。
左から順に、「白枠→黒字→白文字」の「白黒つけろで元に戻って白→黒→白」です。
おともだちの「劇薬」も、要領は一緒です。
先の画像を見てもらえば分かりますが、劇薬の色の順は、左から、「紅→白→紅」です。
つまり…、
外枠は、「紅」です。
地は、「白」です。
文字は、「紅」です。
よって、「紅」ときて、「白」ときて、最後に、元に戻って「紅」と相なる、ってな次第です。
だから、「紅白歌合戦」でフレーズを憶えて、最後は「紅に戻る」ってな感じで、「紅→白→紅」と脳内変換すれば、暗記が完了となります。
なお、言うまでもないですが、「紅」は、「赤」に当たります。
左から順に、「赤枠→白字→赤文字」の「紅白歌合戦で元に戻って赤→白→赤」です。
こんな風に、「法定表示」は、文言で憶えようとすると、頭の中がしっちゃかめっちゃかになるので、「白黒つけろ、紅白歌合戦」で憶えた方が、間違いが少ないと思います。
配偶者選びは間違えたのですから、憶え方はもっと上手になりましょう。
本試験の問題は、「色」を変えて出してくるのがほとんどです。
たとえば、「毒薬は、白地に黒枠、黒字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない」といった感じの出題です。
この問題の場合、「枠:黒→地:白→文字:黒」となっています。
しかし、正しいのは、「白黒つけろ」なので「白→黒→白」です。つまり、「枠:白→地:黒→文字:白」となる寸法です。よって、先の例題は、「×」となります。
先に挙げた例題のように、オーソドックスな出題が多いので、先のフレーズ「白黒つけろ、紅白歌合戦」を憶えておけば、事が足りると思います。
しかし、ここに、わたしが引っかかった問題を挙げておきます。
「毒薬を収める直接の容器または被包には、白地に赤枠、赤字をもって当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない」
…おわかりでしょうか。「紅白歌合戦」のとおり、色の順は、左から、「枠:紅→地:白→文字:紅」となっています。正しそうです。
しかし、よく見ると、「毒薬」となっています。「紅白」なのは、「劇薬」でした。
こんな風に、最も基本の、「赤」と「黒」を問うてくることもあるので、引っかからないようにしてください。
2018年2月28日 1:32 PM
★みんなとシェアする
皮膚に用いる薬と公衆衛生用薬の「殺菌消毒成分」の定番論点に、「ウイルスに効くかどうか」があります。 ...続きを見る
「皮膚に用いる薬」の「抗菌作用を有する配合成分」の成分ですが、本試験では、基本の「名称‐効能」が問わ...続きを見る