本問は、「適正使用」の「添付文書の使用上の注意」についての問題です。いわゆる「医薬品的な問題」です。あまり出ない漢方処方製剤が2つも出題されており、手強いですが、最終解答は導けるはずです。すべて解答できるように、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「防風通聖散を使用している間は、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすくなるため、「併用薬に関する注意」として、他の瀉下薬(下剤)を使用(服用)しないこととされている。」ですが、正しい記述です。
「防風通聖散」ですが、瀉下成分のダイオウ入りなので、選択肢の注意書きがなされます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合された医薬品は、眠気が懸念されるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
当該「運転操作しない」の「抗ヒスタミン成分」は、ガチでよく出る論点です。他県では、1問丸ごとで出るので、ガチ暗記しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「タンニン酸アルブミンが配合された医薬品は、偽アルドステロン症を生じるおそれがあるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと。」とされている。」ですが、誤った記述です。
「偽アルドステロン症を生じるおそれがある」のは、おなじみ「カンゾウ」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢の言う「タンニン酸アルブミン」は、「牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」が「使用を避ける」です。
選択肢4の「ジヒドロコデインリン酸塩が配合された鎮咳去痰薬(内服液剤)は、依存性・習慣性があり、乱用事例が報告されているため、「乱用に関する注意」として、「過量服用・長期連用しないこと」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「特徴系+その他【語呂あり】」を、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「芍薬甘草湯は、徐脈又は頻脈を引き起こし、心臓病の症状を悪化させるおそれがあるため、「心臓病の診断を受けた人」には使用(服用)しないこととされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、「芍薬甘草湯」は、「心臓病の診断を受けた人」は、「使用しない」となっています。
「芍薬甘草湯」ですが、「適正使用」に登場する数少ない漢方処方製剤です。
「医薬品」対策にもなるので、ガチで押えておきましょう。
参考:【語呂あり】基礎疾患
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
「誤ったもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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