本問は、「適正使用」の「授乳を避ける」についての問題です。いわゆる「医薬品的な問題」です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。「医薬品」で勉強したことを思い出しながら、解答してください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
「【語呂あり】使用しない‐女性系」を、参考に解答してください。
なお、本問の選択肢は、すべて出ます。ぜんぶの選択肢が解けるように憶えてしまってください。
選択肢1の「センノシド‐下痢」ですが、正しい記述です。
大腸刺激性瀉下成分の「センノシド」は、「乳児に下痢を起こすおそれがあるため」、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ロートエキス‐頻脈」は、正しい記述です。
胃液分泌抑制成分の「ロートエキス」は、「乳児に頻脈を起こすおそれがあるため」、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「テオフィリン‐神経過敏」ですが、正しい記述です。
「テオフィリン」は、「乳児に神経過敏を起こすことがあるため」、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「テオフィリン」ですが、「適正使用」にのみ登場する成分です。「医薬品」には出てこないため、手薄になるので、注意してください。他県では、出題実績が多々あります。
選択肢4の「ジフェンヒドラミン塩酸塩‐メトヘモグロビン血症」ですが、誤った記述です。
「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は、「妊娠に伴う不眠は、睡眠改善薬の適用症状でない」ため、「授乳中の人は服用しない、または授乳を避ける」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため」に、使用を避けるべきは、「アミノ安息香酸エチル」の「6歳未満の小児」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤ったもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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