第61問‐奈良県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「かぜ薬」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
第61問‐かぜ薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「ａ アセトアミノフェン ― 鼻汁を抑える」ですが、誤った記述です。
「アセトアミノフェン」ですが、これは、「解熱鎮痛成分」です。
選択肢の言う「鼻汁を抑える」なのは、「抗ヒスタミン成分」や「抗コリン成分」が該当します。
前者には「クロルフェニラミンマレイン酸塩」が、後者には「ベラドンナ総アルカロイド」などがあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「トラネキサム酸 ― 炎症による腫れを和らげる」ですが、正しい記述です。
「トラネキサム酸」ですが、「抗炎症成分」です。
当該成分には、禁忌があるので、要注意です。先に挙げたリンクページを参照してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「ブロムヘキシン塩酸塩 ― 気管・気管支を拡げる」ですが、誤った記述です。
「ブロムヘキシン塩酸塩」は、「去痰成分」です。
選択肢の言う「気管・気管支を拡げる」なのは、「アドレナリン作動成分」で、「メチルエフェドリン塩酸塩」などがあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「サリチルアミド ― 発熱を鎮め、痛みを和らげる」ですが、正しい記述です。
「サリチルアミド」ですが、これは、「解熱鎮痛成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和5年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
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医薬品
├62問：解熱鎮痛薬の配合成分
├63問：眠気を促す薬
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├87問：殺菌消毒薬
├88問：外皮用薬
├89問：みずむし・たむしの治療薬
├90問：歯痛・歯槽膿漏薬
├91問：禁煙補助剤
├92問：ビタミン成分
├93問：滋養強壮保健薬
├94問：漢方処方製剤
├95問：生薬
├96問：殺菌・消毒、消毒薬
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