本問は、「医薬品」の「循環器用薬及びその配合成分」の問題です。漢方処方製剤の選択肢が1つありますが、他の選択肢が基礎・基本的なものなので、難しくはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する一般用医薬品は、体質の改善又は症状の緩 和を目的とするものではなく、高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするもので ある。」ですが、誤った記述です。
「受診勧奨」からの出題です。
手引きには…、
「高血圧や心疾患に伴う諸症状を改善する医薬品は、体質の改善又は症状の緩和 を主眼としており、いずれも高血圧や心疾患そのものの治療を目的とするものではない。」
これ らの医薬品の使用は補助的なものであり、高血圧や心疾患そのものへの対処については、医療 機関の受診がなされるなどの対応が必要である」
…とあります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。
試験に出た「注記」は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効 果を期待して用いられる」ですが、正しい記述です。
「ルチン」の正しい記述です。
キーワードの「ビタミン様物質」で、判断できるかと思います。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「イノシトールヘキサニコチネートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働き によって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる」ですが、正しい記述です。
「イノシトールヘキサニコチネート」の正しい記述です。
キーワードの「ニコチン酸」で、判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「三黄瀉心湯は、構成生薬としてダイオウを含んでおり、本剤を使用している間は、 瀉下薬の使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「三黄瀉心湯 」の正しい記述です。
当該は、ダイオウが入っています。
んで、ダイオウは、「瀉下成分」なので、他の瀉下薬の使用を避けることになっています。
「適正使用」にも出ますので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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